「スイング・ホテル」が原作のブロードウェイミュージカル!『ホリデイ・イン』がいよいよ劇場公開!
©Joan Marcus
華やかなショーを繰り広げるホテルを舞台に、夢を取るのか愛する人を選ぶのかという葛藤と恋模様が展開される『ホリデイ・イン』が10月6日(金)より全国順次限定公開される。
映画『ホリデイ・イン』は、ビング・クロスビーとフレッド・アステアが主演し、アービング・バーリンによる名曲「ホワイト・クリスマス」がオリジナル曲として登場した1942年のミュージカル映画「ホリデイ・イン」(邦題「スイング・ホテル」)をブロードウェイで舞台化。その模様を映像に収め、映画館のスクリーンで上映。華やかなショービジネスの世界から引退し、コネティカットの農場で暮らすことになったジム。歌やダンスとは無縁の寂しい毎日を送っていたジムだったが、活発な学校教師リンダとの出会いによりその人生は一変する。ジムは農場を立派なホテルに改築し、祝日ごとにショーを繰り広げるホテルをスタートさせる。しかし、リンダを新しいダンスのパートナーとして目を付けたジムの親友テッドが、彼女にハリウッド行きの話を持ちかける。
本作は、ブロードウェイを中心にさまざまな舞台作品を現地で撮影し、映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」のプロジェクト第1弾作品として2017年11月に5日間限定で公開。今回、本プロジェクトの6周年を記念し全国公開される。
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映画『ホリデイ・イン』は、10月6日(金)より全国順次限定公開。関西では、大阪・難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際で公開。
華やかなショービジネスの世界を引退し、コネティカット州の農場で暮らすことにした主人公のジム。とはいえ、華やかな世界には未練があり、農場の家を立派なホテルに改築。 アメリカの祝日毎に華麗なショーを繰り広げるエンターテインメントホール「ホリデイ・イン」をオープン!というのは、いくつもの盛り上げポイントがある作品として、実に良く出来ている。何度も作品化されたことも納得だ。記念日それぞれに合わせた楽曲や作品が披露されていくと共に、登場人物達の関係性も変化していく。各々の思いがある中で、いかにアクションを起こしていくか。そして、「ホリデイ・イン」がどうなっていくのか。次の祝日での展開が待ち遠しくなる作品だ。今回、日本でも限定的でありながらも広く劇場公開されるので、一見の価値ある作品を存分に楽しんでほしい。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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