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「生きているのかいないのか、自分だけが知っている」…豊田利晃最新作 映画『生きている。』完成!渋谷WWW Xでのワールドプレミア上映にて公開!

2022年6月8日

豊田利晃監督の最新作『生きている。』が完成し、7月24日(日)に、東京・渋谷の渋谷WWW Xでのワールドプレミア上映にて公開される。

 

2019年から『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』『全員切腹』と毎年、時代に挑む作品を作り続けている豊田利晃監督。最新作『生きている。』の主演は『真犯人フラグ』『ザ・タクシー飯店』でテレビでも注目を集める映画俳優である渋川清彦さん。物語は現代、神社の祭りに松明を持った男が現れ、騒動を起こす、18分の短編映画となっている。狼蘇山シリーズの新章とも言える作品になった。映画音楽はZAZEN BOYS/NUMBER GIRLの向井秀徳さんが担い、エンドクレジットは切腹ピストルズが担当している。なお、現在、映画館での上映は予定されていない。

 

映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベントとして、7月24日(日)に東京・渋谷の渋谷WWW Xでのワールドプレミア上映で公開される。当日は映画の上映の他、イッセー尾形さんの一人芝居、切腹ピストルズ、向井秀徳さんのライブを予定。イッセー尾形さんのライフワークになっているチケット入手困難な一人芝居が豊田監督の熱烈なラブコールにより実現する。ライブハウスで一人芝居をやるのも初めてであり、どんなコントが見られるのか、今から期待で溢れている。混沌の時代に生きる意味を問う、笑いと涙と音楽の祭りをお楽しみ下さい。

 

なお、豊田利晃監督からは「毎年、2月6日に和歌山県新宮市で行われるおとう祭りに10年以上参加している。白装束に身を包み、身体に荒縄を巻き、松明を持って山に上り、御神火をつけて階段を駆け下りる。火祭りとも呼ばれる祭りだ。原田芳雄も20年以上、参加していて一緒に山に上ったのは僕にとって宝のような想い出だ。コロナパンデミックの影響で2年連続、今年も中止になった知らせを聞き、原田芳雄や中上健次が愛した祭りを、自分たちで映画の中で再現してみたくなった。祭りとは一年に一度、自らの霊性に目覚め、生命力を自覚する日だ。そして仲間たちと逢える日。一日で終わり、また普段の日常に戻っていく祭りは、どこか映画作りとよく似ている。「映画は祭りだ」とは映画人がよく口にする言葉だ。この時代に生きる意味を問いかける、力が溢れ出すような映画にしたいと思った。生きているのかいないのか、それは自分だけが知っている。生きていること、それだけがいつの時代でも希望の証だ。」とコメントが届いている。

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映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント
2022年7月24日(日)17時開場 18時開演 渋谷WWW X
料金 7240円(特製ポストカード付き)1ドリンク代別

『生きている。』上映(18分)
舞台挨拶 渋川清彦 豊田利晃
イッセー尾形(ひとり芝居)
切腹ピストルズ(LIVE)
向井秀徳(LIVE)

豊田組ショップ内にて、チケット発売 6月11日10時〜

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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