”高校デビュー”を目指す少女と”レモンソーダ男子”の関係を描く青春ラブストーリー『ハニーレモンソーダ』がいよいよ劇場公開!
(C) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会 (C)村田真優/集英社
いじめられた過去を持つ少女が、塩対応だが心優しい“レモンソーダ男子”と恋に落ちる姿を描く『ハニーレモンソーダ』が7月9日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ハニーレモンソーダ』は、中学時代に“石”と呼ばれていじめられていた少女が、自由奔放で人気者な少年・と関わりを深めていく中で、少しずつ積極的になっていくさまを描く青春物語。中学時代にいじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花が高校で出会ったのが、レモン色の髪をした三浦界だった。界は人気者で自由奔放、何を考えているかわからない塩対応だったが、なぜか羽花に世話を焼き、自分を「石森係」と名乗っていた。そんな界に羽花は惹かれていき、界もひたむきな羽花に初めての感情が芽生え、不思議な関係の2人は距離をどんどん縮めていく。しかし、界には誰も知らないある秘密があり…
本作は、村田真優さんの人気少女コミック「ハニーレモンソーダ」を、人気アイドルグループ「Snow Man」のラウール映画単独初主演作として実写映画化。主人公・界役をラウール、ヒロインの羽花役を『のぼる小寺さん』の吉川愛さんが演じる。監督は『ピーチガール』『honey』の神徳幸治さんが務めた。
(C) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会 (C)村田真優/集英社
映画『ハニーレモンソーダ』は、7月9日(金)より全国の劇場で公開。
好きな人と出会うことで、世界が変わる物語。本作に登場する石森羽花は、イジメという過去に蝕まれながらも今を生きる内気な女の子。内気な主人公というのは、よくある設定かもしれないが、羽花の中には、見た目から得られる情報としての「弱さ」だけではなく、心の底に、自分を変えたいという「強い」意志を秘めているのが特徴的。対する三浦界は羽花とは正反対で、見た目的な「強さ」とは裏腹に、心の底に「弱さ」を抱えている。決して一筋縄ではいかない2人の男女が、お互いに惹かれ合い、心の内を通わせていく。羽花は界の強さに憧れ、界は羽花の心の優しさに救われた。
学生時代に部活動に励んでいた頃は「学生に恋愛なんて必要ない」と顧問によく言われたものだが、友達ではなく恋人がいたからこそ、界と羽花のように一歩前へ進めたり、なりたい自分や憧れの存在に近づけることだってある。青春真っ只中の学生達にとって、本作がどのように映るのか非常に楽しみだ。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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