豊田利晃監督最新作『全員切腹』製作発表 !クラウドファンディング開始!!!!
『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』に続く、豊田利晃監督による「狼蘇山」三部作の完結編である、窪塚洋介さん主演『全員切腹』の製作が発表された。
毎年、掟破りの映画製作でコロナの時代に映画作りの可能性を前進し続ける唯一の映画監督である豊田利晃さんが最新作を製作することが決定。『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』の撮影場所となった架空の神社、「狼蘇山」三部作の完結編として製作される。同時に観客参加型の映画製作として、クラウドファンディングも開始された。
なお、物語はまだシークレットとして発表はされていないが、主役に『ピンポン』『沈黙』『Gri/Haji』の窪塚洋介さん、『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』の渋川清彦さんの出演が決定済み。音楽は切腹ピストルズ、鼓童の中込健太さんと住吉佑太さん、Mars89さんが参加する。
豊田監督からは「今の世間を見回していると、”世が世なら、あいつら全員切腹だぜ”と思うことがしばしばあります。命をかけて責任を取る、スジを通すという慣習が美徳とされていた百年以上前の侍の生き方に憧れを抱きます。未来が見えにくい中、個人が誠実に生き抜いていくためのヒントを切腹の様式の中で追求したいと思いました。この混迷の時代にどのように生きるのが正しいのか? 生き方の美徳についての映画を作りたいと思っています」とコメントが届けられており「映画とは壁に映しだされた光の虚像です。そして、その虚像の中でなら言えることがあるのです。”あいつら全員切腹だぜ”と映画の中でなら言える。映画作りはいつも自分の覚悟を試されている」と本作に込めた思いが存分に込められている。
本日3月22日(月)から4月30日(金)まで、豊田組ショップにてクラウドファンディングを開始。集まった金額によって、長編になるか短編になるか映画の尺も変わる。観客と共に映画を製作することを目標にしており、是非、ぜひ応援してほしい。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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