プロレス団体がカルトの儀式に巻き込まれる、カナダ発バイオレンスホラー『ダーク・マッチ』がいよいよ劇場公開！

2025年10月28日

田舎のプロレス団体で悪役を演じる女性が、高額な報酬の非公式試合に出場する『ダーク・マッチ』が１０月３１日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『ダーク・マッチ』は、無名のプロレス団体が悪魔崇拝のカルト教団によって殺し合いの非合法試合に巻き込まれていく姿を描いたカナダ製のバイオレンスホラー。弱小プロレス団体”SAW”に所属するミス・ビヘイブは、リング上ではヒール（悪役）として暴れまわっていたが、いつまで経っても大きなショーに呼ばれない日々にうんざりしていた。悪役を演じ続けることにも疲れていたある日、団体あてにテレビ放映のない非公認な試合への出場依頼が届く。聞いたこともない田舎町での試合だったが、高額の報酬にひかれて参加を決意した一行は現地へ向かう。しかしそこは、悪魔を神と崇めるカルト集団が牛耳る町だった。「リーダー」を名乗る得体の知れない人物のもと、レスラーたちは薬を盛られ強制的にリングに送り出される。そして試合には、「どちらかが死ぬまで終わらない」という恐ろしいルールが課せられていた。

本作では、国際ブラジリアン柔術連盟世界大会で２度の優勝歴を持つ武闘家で俳優のアイーシャ・イッサが主演。ドラマ「ウォーキング・デッド」「スノーピアサー」などで知られるスティーブン・オッグや、プロレス界のスターとして名をはせるクリス・ジェリコが共演している。

映画『ダーク・マッチ』は、１０月３１日（金）より全国の劇場で公開。関西では、１１月１日（土）より大阪・十三のシアターセブンや神戸・新開地のCinema KOBEで公開。

弱小プロレス団体”SAW”が、悪魔崇拝のカルト教団による非合法試合に巻き込まれてしまう…SAWなんて団体は実在したっけな？？”S”で始まる団体名、”W”で始まる団体名はあるけれど…勿論、本作だけの架空の団体だ。とはいえ、SWA（Shimmer Women Athletes）という団体がアメリカにはかつて存在していたようだ。ひょっとして、映画『SAW』へのリスペクトを込めて、そのまま用いたのだろうか。監督に一度聞いてみたいものだ。…とそんなことはさておき、弱小プロレス団体が悪魔崇拝のカルト教団に誘われてしまったら、予想だにしなかった試合が待ち受けているに違いない。試合には、「どちらかが死ぬまで終わらない」という恐ろしいルールが課せられており、亡くなった後には悪魔に捧げよう、と察することが出来るだろう。では、どのようなシチュエーションで捧ぐことになるのか。各試合でキーワードとなるものは何だろうか、と試合を重ねる毎に、ある種の”ワクワク”した気分になってしまう。いや、本作を観たからといって、決して悪魔崇拝になるわけではない。そもそも、プロレスが分からなくとも、十分に楽しむことが出来る一作となっている。だが、最終的には、そうなるのかぁ～！と思わずにはいられないストーリーテリングとなっており、最後まで大いに楽しんでみてほしい限りだ。

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