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なれなかった人達の応援歌であり、泣けるし良いんじゃないか…!大阪コミコン2025で『サンダーボルツ*』公開記念スペシャルトークステージ開催!

2025年5月3日

謎のCIA長官によって集められた一筋縄ではいかないヴィランたちが、ぶつかり合いながらも任務を遂行していく『サンダーボルツ*』が5月2日(金)より全国の劇場で公開中。5月3日(土)には、大阪・南港のインテックス大阪で開催されている大阪コミコン2025にて、『サンダーボルツ*』公開記念スペシャルトークステージが開催された。

 

映画『サンダーボルツ*』は、マーベルコミックのヒーローたちが活躍するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で悪役やならず者として登場した6人のキャラクターがチームを結成し、己の過去と向き合いながら世界の脅威に立ち向かっていく姿を描いたアクションエンタテインメント。ある時、ニューヨークの街に突如として大きな黒い影が出現。瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威に直面するが、そんな人類の危機にも、数々の敵から世界を救ってきたヒーローチームの「アベンジャーズ」は姿を現さない。CIA長官のヴァレンティーナは、誰がこの脅威から世界を救うのかを問いかけるが、そこで立ち上がったのが、かつてヒーローたちと対立したことのあるバッキー・バーンズだった。バッキーは、エレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴースト、そしてタスクマスターという、全員が過去に悪事を犯したことのあるならず者たちに声をかけ、「サンダーボルツ*」というチームを結成する。そんな彼らの前に、バッキーの強力な武器でもある義手すらも簡単に打ち砕く、謎の敵が現れる。

 

まずは、山本彩さんと水田信二さんとNMB48のみなさんが登場。マーベルの作品が大好きな山本さんは「作品を通して存在そのものが大好きで、人間性にも力を日々もらっています」と話し、水田さんも「マーベル観ながら白ご飯を食べている」とボケていく。『サンダーボルツ*』を観たNMB48の安部さんは「予告を観るだけでも高まります。みんなで一緒に劇場に行きたいくらいです」と興奮ぎみ。山本さんも鑑賞済みで「これまでマーベル作品を追ってこられた方は、より楽しめる作品になっていると思うので、世代を繋いできた身として、繋がりを感じるところに共感できた。様々な能力や考え方が違うけど皆が集まって誰かのために戦っていく姿や頑張る姿が誰の力になっていく。仲間がいることの強さにシンパシーを感じます」と語った。そして、『サンダーボルツ*』でレッド・ガーディアンの日本版声優を担当した大塚明夫さんが登場した後には『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のキャスト発表映像がスクリーンに映し出される。大塚さんは、作品の台本が1週間程度前に受け取っており「場合によっては、台本を頂けずに、呼ばれて自分の出演シーンの映像と台本を見て、チェックし終えたら台本を置いて帰って、収録当日にそれを返してもらうこともあります」と明かす。水田さんは『アントマン』に関する仕事をしたことがあり、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に期待しているようだ。NMB48と『アベンジャーズ』『サンダーボルツ*』を照らし合わせたことを聞かれ、安部さんは困惑しながらも「最初にNMB48を作った『アベンジャーズ』的な方がいらして、今は『サンダーボルツ*』的なんですかね?無法者達が新アベンジャーズを目指して…!?」と応えざるを得ず、山本さんが「我々が『アベンジャーズ』だったみたいな…!?おこがましい感じになる…!?全然そんなことはないです…」と恐縮ぎみに。

 

 

さらには、マーベルの様々なキャラクターのコスプレイヤーが集結した後には、マーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキーが登場。盛大なギャザリングが行われた後、『サンダーボルツ*』について、水田さんは「吉本でいろんな芸人と仕事をしているので、人間くさい駄目なところがいっぱいあるけど凄い力を発揮する人ばっかりなので、『サンダーボルツ*』は吉本やん、みたいな…共感できる。『サンダーボルツ*』が今後あのヒーロー達とどうやって活躍していくか楽しみですね」と期待している気持ちを話していく。

 

 

山本さんは「特に好きだったシーンは、レッド・ガーディアンとエレーナがお互いぶつかり合うところ。凄く印象的で、力をもらいつつ涙が止まらなくって…皆がこれまでの失敗などを背負いながら戦っている姿に胸を打たれて…でも、それ以外のシーンには泣くだけじゃなく、クスっと笑えるところもある。喜怒哀楽が詰まった作品になっているなぁと思います」と感想を話す。

 

 

安部さんは『アイアンマン』を映画館で観られなかったようで「今こうして2026年の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に向けてリアルタイムで観られることが嬉しくて…これからマーベルを好きになっていく方が増えていくと思うので、そんな方と一緒に来年を迎えられるのが楽しみです。『サンダーボルツ*』もヒーローに支えられたり救われたりした経験のある方が刺さるシーンがあるので早く観ていただきたい」とマーベルへの感謝も込めて語った。

 

 

大塚さんは「アベンジャーズになれなかった人間の方が多いんですけど、”惜しいところまでいった俺たち…なれなかった自分達がやるしかないじゃん…”という、なれなかった人達の応援歌の側面があります。これは泣けるし良いんじゃないか。特にレッド・ガーディアンは一番駄目っぽい奴で、一番元気で良い」と讃えていく。

 

 

 

そして、「教えて、C.B.セブルスキー」ということで、コスプレイヤーからの質問コーナーが設けられた。苦労したお仕事について聞かれ「マーベルには1万にも及ぶキャラクターがいるんです。そして、毎月75のコミックを出版しています。どのキャラクターを出すかどうか、75にするかどうか、これを決めるのがとても難しいんです。どれもクールなキャラクターばかりなので、どれにするか選ぶことが一番難しい」と明かす。次に、マーベルで働くきっかけについて聞かれ「子供の頃にインスピレーションをくれた人物が2人います。1人目が『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスなんです。子供の時に『スター・ウォーズ』が大好きでした。そして、マーベルも大好きだったんです。いつもコミックを開くと常にスタン・リーの名前が出てきました。誰なんだろう?と思って父親に聞くと、マーベルの編集者だよ、と教えてくれました。そして、ストーリーも書いているのが、スタン・リーなんだ、と教えてくれました。当時6歳の頃から、スタン・リーの仕事をやりたい、と思っていました。何年も経って編集長になるという夢が叶ったんです」と語った。最後に、日本で必ず行く場所について聞かれ「日本に来れて行きたい場所は1つだけです。コミコンです。そして、毎回来る度に楽しんでいます」と嬉しそうに話し、日本のコスプレイヤーを讃えていった。

 

 

映画『サンダーボルツ*』は、5月2日(金)より全国の劇場で公開中。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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