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加藤拓也監督が描く脚本の言葉を、リハーサルから最後まで違和感なく発することが出来るか…『わたし達はおとな』木竜麻生さんを迎え舞台挨拶開催!

2022年5月24日

ある日、妊娠に気づいた少女とその恋人の青年を中心に、若者たちの等身大の恋愛を描く『わたし達はおとな』が関西の劇場でも6月17日(金)より公開される。5月24日(火)には、大阪・梅田のテアトル梅田での先行上映と木竜麻生さんを迎え舞台挨拶が開催された。

 

映画『わたし達はおとな』は、『菊とギロチン』の木竜麻生さんと『のさりの島』「空白」の藤原季節さんが初共演した恋愛ドラマ。テレビドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の脚本や、自身が主宰する「劇団た組」で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也さんがオリジナル脚本を基に映画監督デビューを果たし、20代の若者たちの恋愛の危うさと歯がゆさをリアリズムに徹底した演出で描き出す。大学でデザインを学んでいる優実には、知人の演劇サークルのチラシ作成をきっかけに出会った直哉という恋人がいる。ある日、優実は自分が妊娠していることに気づくが、お腹の子の父親が直哉だと確信できずにいた。悩みながらも直哉にその事実を打ち明ける優実。しかし直哉が現実を受け入れようとすればするほど、2人の思いはすれ違ってしまう。

 

今回、上映前に木竜麻生さんが登壇。一般のお客様に向けた世界初の上映機会となりワクワクする気持ちに満ちた舞台挨拶となった。

 

最初に脚本を読ませてもらった木竜さんは「純粋にシンプルにおもしろい」と思い、直ぐに事務所の方に「おもしろいです、これやりたいです」と直談判。「一度会ってみましょうか」と言ってもらい。加藤監督にお会いして、演じさせて頂くことになった。昨年5月頃にリハーサルを行い、6月に撮影しており「丁度一年越しで今日観て頂ける」と楽しみにしているが、緊張しており「空気感のある映画になっているので、楽しみにしていてください」を期待を寄せていく。

 

今まで、作品の中で恋愛の場面がある映画に出演したことがあるが「ここまで主な軸として恋愛が大きく占めている映画は初めてだった」と話す。素直に「良いなぁ」と感じており「普段、誰かを好きになったり、好きになってもらったりする時、苦しくなったりすることがあれば、そんなの忘れるぐらい楽しいことがあったりすることを体感できました」と満足している。元々、恋愛映画を観るのは好きだったが「演じるのも楽しかったな」と感慨深い。なお、作中の会話について、脚本では口語体の台詞が出来上がっており「勝手に継ぎ足しているのではく、加藤さんが描く脚本の言葉をどう自分が違和感なく発するか、リハーサルから最後まで噓のないように」と、意識して演じることは大変ながらも達成感があった。

 

『わたし達はおとな』というタイトルだが、木竜さんは「一人で晩酌し始めた時に、これは大人なんじゃないか?」と察している。現在27歳だが「20代後半ぐらいから1人でもお店に行けるようになった気がして。それまでは牛丼屋さんぐらいしか行けなかったので。自分の時間を楽しみ始めているかなぁ」と感じていた。また、本作に登場する周囲の大人達について「中間のカテゴライズ出来ない位置にいる」と受けとめており「大人と云われる年齢は超えたけど、中身が成熟しているのか。曖昧なところにいる人達のお話」だと説く。そして「これから通る人がいれば、既に通った人や真っ只中の人もきっといると思うので、曖昧で名前が付けられないところを映画にしている」と本作を気に入っている。

 

コロナ禍によって、どの作品の撮影も大変になったが「やっと少しずつ落ち着いてきた」と感じていると同時に「撮影になると大所帯で行くことになるので少なくなっています」と寂しげだ。地方での撮影について「その土地の匂いが必ずあるのが楽しみでもある」と話し「これから少しずつ出来たらいいな」と期待している。今回、公開に向けてのキャンペーンによる来阪となったが「どなたとお話しても、方言って良いな」と改めて実感しており「一度、大阪弁をやったことがあるんですけど、(方言指導の方に)付きっきりでやって頂いたんですけど、物凄く難しかった」と思い返す。

 

本作について「恋愛というものが大きく描かれていますが、私は日常の映画だと思っています」と述べ「一人の男の子や女の子、その周りの友達や家族が日常を送っている中での様々な出来事を垣間見てもらえる映画だと思っています。あくまで人の暮らしや生活を観てもらえるのも映画にある一つの魅力。あくまで自由に様々なことを感じたり、好きや嫌い等を感じてもらえたら良いな」と、鑑賞前のお客様に向けてメッセージを送った。

 

映画『わたし達はおとな』は、関西では、6月17日(金)より、大阪・梅田のテアトル梅田や難波のなんばパークスシネマや京都・烏丸御池のアップリンク京都、6月24日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸等で公開。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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