眠っていた機械仕掛けのマスコットが動き出す狂気のホラー『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』がいよいよ劇場公開！

2024年2月5日

廃墟のピザレストランで夜間警備員を始めた男が、マスコットたちの狂気にさいなまれる『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が２月９日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、廃墟と化したレストランを舞台に機械仕掛けのマスコットたちが巻き起こす恐怖を描いたホラー映画。弟が謎の失踪を遂げ、事件の悲しい記憶から立ち直れずにいる青年マイク。妹アビーの親代わりとして生計を立てるため必死に仕事を探す彼は、廃墟となったレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として働くことに。「モニターを監視するだけ」という簡単な仕事のはずだったが、妹を連れて深夜勤務に就いたマイクは、かつてそのレストランの人気者だった機械仕掛けのマスコットたちが眼を怪しく光らせながら自ら動き出す姿を目撃。マスコットたちはかわいらしい姿から一転して凶暴化し、マイクや廃墟の侵入者を襲い始める。

本作では、世界的ヒットを記録したホラーゲームをブラムハウス・プロダクション製作で映画化。『ハンガー・ゲーム』シリーズのジョシュ・ハッチャーソンが主人公マイクを演じ、『カウントダウン』のエリザベス・レイル、『スクリーム』のマシュー・リラードが共演。監督はエマ・タミ。原作ゲームの開発者スコット・カーソンが製作・脚本に名を連ねる。

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、２月９日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマ、難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、神戸・三宮のＯＳシネマズミント神戸等で公開。

本作は、PCやスマートフォン向けのホラーゲームが原作となっている。夜間警備員として午前１２時から６時までの間にライトや監視カメラや扉を駆使して襲い来るアニマトロニクス（機械人形）から生き残るといった内容のゲームだ。週給18,000弱円程度の低賃金で命懸けの職務を遅刻や欠勤せずに律儀にこなし、休日出勤もする男が主人公ということから、映画化するにあたっても応援したくなる主人公設定だ。だが、映画化にあたり、脚本化では難航したようで、最終的にはゲームの開発者であるスコット・カーソンが製作・脚本として関わり、どうにか出来上がったようだ。物語性を追求するべく、スティーブン・キングが描く物語の根底にある行方不明の子供をテーマにしていることは、なんらかの影響を受けていそうである。故にストーリーに深みがあるように感じられた。とはいえ、ホラー映画の要素に関しては、ブラムハウス・プロダクションがガッツリと製作として関わり、ジャンプスケア含めしっかりと作り込まれており容赦ない。ゲームはシリーズ９作やスピンオフ３作まで作られており、スコット・カーソンは映画の続編に関する構想もあるようだ。ブラムハウス・プロダクションによるシリーズものとしても大いに楽しみにしたい。

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