内気なデスクワーカーがテロリストに挑む『アマチュア』がいよいよ劇場公開!

©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
無差別テロで妻を奪われたCIA分析官が、特殊スパイの訓練を受け、得意分野を駆使してテロリストたちを追いつめていく『アマチュア』が4月12日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『アマチュア』は、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。
本作では、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務めた。原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』を手がけてきたジェームズ・ホーズ。主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、上官のヘンダーソン役で『マトリックス』のローレンス・フィッシュバーンが共演している。
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映画『アマチュア』は、4月12日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

ディズニーより、『アマチュア』の試写会に招待されました。
無差別テロで妻を奪われたCIA分析官が復讐に挑む…と聞くと、よくあるアクション活劇かと思いきや、インテリジェンスなスパイ映画であることに驚かされる本作。主人公のCIA分析官は、組織ではトップのIQを活かして、様々なデータを巧みに分析し、組織に貢献していく立場。地味と云われればそれまでだけど、組織にとっては欠かせない重要なポジション。仕事以外では愛する妻と穏やかに暮らすことが幸せであるが、その妻をテロリストに殺されてしまったら、復讐心に燃えるだろう。とはいえ、戦闘能力は一切なし。特殊任務の訓練を受けるが、教官からは見くびられてしまうしかない。ならば、自身の持ち味を活かして、如何にしてターゲットに触れずに復讐できるか、が見せどころだ。ポケットマネーと類稀なる知識と技術を備えていれば、これほどまでに相手に恐怖を与えることが出来るのか。やはり、敵に回したくない存在である。なお、ターゲットを陥れる手法に関しては、チラホラとヒントとなるものが映し出されるが、そのやり方があったか、と驚くこともあり、観る者を飽きさせない。とある人物をそこで登場させるのか、といった意外性もある。さぁ、あなたは彼の思惑をどこまで見抜くことができるか、劇場で最後までじっくりとご覧あれ。

- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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