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障がいを持つ若者達の挫折と希望を描く『私たちの話し方』が第20回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門で日本初上映!

2025年3月15日

障がいを持つ若者達の挫折と希望を描く『私たちの話し方』が第20回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門で日本初上映された。

 

映画『私たちの話し方』…

聴覚障がいをもつ3人の若者。友情に支えられながら、それぞれの道を見出していこうとするが…。手話による会話を軽快なリズムで映し出し、障がいを持つ若者たちのエネルギー溢れる青春を描く感動作。『狂舞派』『狂舞派3』(OAFF2014/21)監督最新作。本作でジョン・シュッイン(『作詞家志望』(OAFF2024))が金馬奨最優秀主演女優賞を受賞した。

 

 

映画『私たちの話し方』は、3月20(木)15:40よりABCホールでも上映。

聴覚障がいを抱えて生きていく者達にとっては、ほんの数十年前では、手話を用いることは良くないことだとされていた。まさか、それが国連からの指針でもあったことに驚きを隠せない。だが、寛容な理解が進み始めた世界の兆しとして、それらは撤廃されていった。だが、現実の社会では、正しい理解は示されていない。企業にとっても、理解を深め社会に認められるような施策を設け、良い評価を得たとしても、上辺だけなのだろうか。アピールポイントにするだけのお飾りに仕立て上げられ、現場では貢献することさえ許されないような状況に憤りを隠せずにはいられない。聴覚障がいをカバーするべく補聴器だけでなく人口内耳まで技術開発されていることには驚いたが、普及していくためには、聞こえの良いコピーを吹聴させられていることに、憤りを抱えざるを得ないだろう。されど、各々が社会で生きながら、自己実現を成し遂げようとしている姿を本作で見せてもらった。口語を操る者、手話話者であることを誇りにする者、口語も手話も両方できる者をメインのキャラクターにした本作には、多様性を真摯に認め合うことを讃えると共に、青春映画としてのほろ苦さも交えて瑞々しく描いている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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