東京・立川で同居生活を送る神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダの姿を描く『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』がいよいよ劇場公開!
©中村光/講談社 ©2024 映画「聖☆おにいさん」製作委員会
立川でバカンスを楽しむブッダとイエスの前に招かれざる客が現れ、世界の命運を揺るがす事態へ発展する様を描く『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』が12月20日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』…
世紀末を無事に乗り越えたイエスとブッダは、日本の四季折々を感じながら、福引を楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したりと、ゆるい日常を過ごしていた。そんなある日、2人のもとに招かれざる客が現れ、衝撃の事実を伝える。やがてそれは、神と仏と天使と悪魔が入り乱れる予測不能な戦いへと展開していく。
本作は、神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダが東京・立川にある6畳一間のアパートでふたり暮らしをしながら下界を満喫する日常を描いた人気ギャグ漫画「聖☆おにいさん」を実写映画化。原作者の中村光さんが映画化のために描いた原作エピソード「スクリーンへの長い途(みち)」をもとに、2018年のドラマ版に続いて福田雄一監督がメガホンをとり、松山ケンイチさんがイエス役、染谷将太さんがブッダ役で主演を務める。賀来賢人さん、岩田剛典さん、白石麻衣さん、勝地涼さん、佐藤二朗さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんがそれぞれ天界関係のキャラクターを演じ、藤原竜也さん、窪田正孝さん、山本美月さん、桜井日奈子さん、中田青渚さんが悪魔側のキャラクターを演じる。そのほか、福田監督が手がけた戦隊コメディ「女子ーズ」も登場し、川口春奈さん、吉柳咲良さん、田中美久さん、森日菜美さん、安斉星来さんが新生「女子ーズ」を演じる。さらに山田孝之さん、ムロツヨシさんら豪華キャストが集結した。
©中村光/講談社 ©2024 映画「聖☆おにいさん」製作委員会
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』は、12月20日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く…原作漫画の冒頭で描かれる本作のベースと内容をしっかりと描き込んでいる。その上で、劇場映画化のために、中村光先生が描いた原作エピソード 「スクリーンへの長い途(みち)」を実写化。ドラマ版に続いて福田雄一監督が得意とする脱力ギャグをこれでもかと詰め込んでいる。シュールなネタだけでなく、そんな要素も取り入れてしまっていいの!?誰か怒ってこない!?と心配してしまうレベルのメタなギャグまで満載であった。でも、それは演じている俳優が楽しんでいそうに思えてしまうから、万々歳!ということなのだろうか。イエスもブッダも人類史上一番に生き続けてきたわけだから、何でもアリかぁ、とまさに神の境地に達している、と解釈すればいいか。いや、そんな難しいことは一切考えずに楽しめばいいはずの作品だ、福田雄一監督の作品だしね。年の瀬の慌ただしくなっていく今に一息ついて何も考えず思い切り楽しんで観てみましょう。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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