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「ビヨンド ~越えてゆこう~」を吹奏楽演奏で日本初披露!『モアナと伝説の海2』明浄学院高等学校 吹奏楽部による演奏会付き上映会開催!

2024年12月15日

前作から3年後、成長したモアナが嵐に隠された島の言い伝えを知り、呪いを解くために再び旅に出る『モアナと伝説の海2』が全国の劇場で公開中。12月15日(日)には、大阪・阿倍野のあべのアポロシネマで阿倍野区の明浄学院高等学校 吹奏楽部による演奏会付き上映会が開催された。

 

映画『モアナと伝説の海2』は、海に選ばれた少女モアナが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーション・スタジオによる2016年製作の長編ミュージカルアニメ『モアナと伝説の海』の続編。モアナが壮大な冒険の末に故郷の島を救ってから3年。妹シメアが生まれて少し大人になったモアナは、愛する家族や島の仲間たちに囲まれながら、以前は禁じられていた海へと航海に繰り出す日々を送っていた。そんなある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれてしまった。海の果てにある島にたどり着けば呪いが解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ちあがることを決意。風と海を司る半神半人のマウイや島の新たな仲間たちとともに、危険に満ちた冒険の旅に出る。監督は、前作にストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・Jr.。英語オリジナル版では前作と同じくアウリー・クラバーリョがモアナ、ドウェイン・ジョンソンがマウイの声を演じ、日本語吹き替え版でも屋比久知奈さんがモアナ役、尾上松也さんがマウイ役を続投している。[配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン]

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今回、ほぼ満席のシアターで上映前に総勢60名の明浄学院高等学校の吹奏楽部の生徒のみなさんが登場。部長の塩野芽生さんは「本日はこのような機会をいただきありがとうございます。今からたくさんのお客様に届けられるように頑張ります!」、明浄学院高等学校の特別顧問・総監督の小野川昭博先生は「今日はこういう場所で演奏させていただくということで、本当にありがとうございます。映画館で演奏するのは初めてで、ホールとは全く真逆の響かないところなので、なかなかその辺が手ごわいところですが、みんな頑張ってくれると思います。今日は頑張ります!」と意気込みを語った。

 

 

まずは、ディズニー映画最新作12月20日(金)公開の『ライオン・キング:ムファサ』に向け、『ライオン・キング』の名曲「サークル・オブ・ライフ」 を披露し舞台が開幕。ライオンの勇ましさ、そして舞台の壮大さが表現された迫力ある演奏を披露。続いて、『モアナと伝説の海』で世界中を感動の渦に包み、今もなお愛されている楽曲「どこまでも~How Far I‘ll Go~」 を披露。穏やかな雰囲気に海の音色も聞こえてきて会場は一気に南国の雰囲気へ。そして最後を飾ったのは、吹奏楽演奏で日本初披露となるディズニー最新作『モアナと伝説の海2』でモアナが歌う新たな名曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」だ。どんな迷いや葛藤も越えていこう、自分を信じて進み続けようと力強く決意する大人になったモアナの心情の変化が描かれる楽曲を、美しく繊細に、そしてエモーショナルに表現した。すべての演奏を終え、会場は温かく大きな拍手に包まれた。

 

 

終演後、小野川先生からお客様へ「本日はご来場いただきありがとうございます。特に最後の曲は、『モアナと伝説の海2』のメインの曲で、なんと日本初披露として吹奏楽で演奏をさせていただけるということで、我々も使命感を持って練習を頑張ってきました。実は映画館で演奏させていただいたのは初めてでした。普段演奏しているホールとは違った初めての環境での演奏だったので、今回すごく勉強になりとても良い経験になりました。」とご挨拶をいただき、イベントは終了した。

 

演奏終了後、小野川先生は「なかなかこういう映画館という普段とは違う環境で演奏させていただくのは初めてだったので、非常に勉強になりましたし、生徒も今後の演奏に活かせるんじゃないかなと思っています。」と語っていく。また、今月6日(金)に公開されたばかりの本作の楽曲を今日までにご準備いただいたことについて「今回の我々の吹奏楽演奏が日本初披露ということで、生徒からも結構反響がありました。その分責任重大ということでなんとか務めさせていただきました。」と話した。特に工夫したポイントを尋ねられると「『ライオン・キング』の“サークル・オブ・ライフ“や『モアナと伝説の海』の” どこまでも~How Far I‘ll Go~“は、ある程度皆さんもメロディーを知っていると思いますが、新曲”ビヨンド~越えてゆこう~“は、メロディーにまだ馴染みがないと思うので、これがメロディーだという”旋律アピール“をしっかりさせていただいたのがポイントだと思います。」と語った。最後に、小野川先生が思うディズニー音楽の魅力について「ディズニーの映像と音楽は切っても切り離せないものだと思っています。音楽が流れてきたら映像がなくてもすぐに頭に映像が浮かぶような、その場面場面にあった音楽作りがディズニー音楽の最大の魅力かなと思います。」と話した。

 

映画『モアナと伝説の海2』は、あべのアポロシネマ他全国劇場で大ヒット公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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