Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

“あのコ”にそっくり!?な、謎の制服おかっぱ集団・アバンギャルディも登場!『あのコはだぁれ?』渋谷凪咲さんと早瀬憩さんと清水崇監督を迎え舞台挨拶開催!

2024年7月29日

補習授業を受ける5人の生徒と担当の臨時教師が体験する、教室にいないはずのある女子生徒にまつわる謎と、彼らを待ち受ける恐怖を描く『あのコはだぁれ?』が全国の劇場で公開中。7月29日(月)には、大阪・難波のなんばパークスシネマに渋谷凪咲さんと早瀬憩さんと清水崇監督を迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『あのコはだぁれ?』は、『呪怨』『犬鳴村』『ミンナのウタ』の清水崇監督が手がけたホラー映画。夏休みの補習授業中の教室を舞台に、そこにいないはずの“あのコ”が巻き起こす恐怖を描き出す。夏休みに臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの目の前で、ひとりの女子生徒が突然屋上から飛び降りて不可解な死を遂げる。教室にいるはずのない生徒の謎に気づいたほのかは、補習を受ける三浦瞳や前川タケルらとともに、生徒たちの間で囁かれる“あのコ”にまつわる驚きの真実にたどり着く。NMB48の元メンバーで、バラエティを中心に広く活躍する渋谷凪咲さんが臨時教師の君島ほのか役で映画初主演を務め、生徒役には『違国日記』の早瀬憩さん、『君たちはどう生きるか』で主人公の声優を務めた山時聡真さん、テレビドラマ「あなたの番です」の荒木飛羽さん、『こころのふた 雪ふるまちで』の今森茉耶さん、『孤狼の血 LEVEL2』の蒼井旬さんらフレッシュなキャストが集結した。

 

今回、上映後に渋谷凪咲さんと早瀬憩さんと清水崇監督が登壇。朝からプロモーションを行っていたにも関わらず、涼やかな笑顔で登場した渋谷さんは「今日はお集まりいただきありがとうございます。私はNMB48時代もなんばパークスシネマさんに通っていたので、そのスクリーンに自分が出ているとはまだ夢のようで、すごく嬉しいです」と挨拶。早瀬さんも会場を見渡し「映画が公開されてからいろいろな感想が届いていて、たくさんの方に観ていただいているんだなと嬉しいです」と実感を込め、メガホンを執った清水監督は「僕も大阪に住んでいたことがあるので感無量です。今日はよろしくお願いします」と挨拶した。

 

 

地元である大阪での初の舞台挨拶に、渋谷さんは「関西凱旋ということですが、テレビの収録などで月の半分は関西にいるので、凱旋というのが恥ずかしい気もしますが、本当に嬉しいです」と気恥ずかしさもあるようだが「実は映画が公開されてから、この劇場にも3回ぐらい偵察に行っているんです」と、お客さんの反応を見るために自ら劇場に足を運んだという。また、早瀬さんは大阪でやってみたいことがあるそうで「本場のたこ焼きを食べたいです」と食いしん坊な一面をのぞかせた。関西の大学に通っていたということで大阪に縁がある清水監督は「この映画の撮影が終わって、大阪コミコンに参加した時に大阪に前乗りしまして。久しぶりに大学に行ってみたり、住んでいたアパートを訪れたりしました。彼女と住んでいた部屋だとか、僕にとっての青春が大阪なので」と、しみじみと思い出を振り返った。

 

 

 

ここで、本作の“あのコ”と同じ制服&おかっぱで活動している謎の制服おかっぱ集団であるアバンギャルディが、本作の大ヒットをお祝いに駆けつけ不穏な“鼻歌”で登場! “あのコ”を彷彿とさせる制服集団が次々と客席から登場し、会場のお客様も大盛り上がり。そして、キャスト・監督が見守る中、主題歌「誰」に合わせて、一糸乱れぬ圧巻のステージを披露。彼女達のパフォーマンスに「凄すぎます!」と終始圧倒された様子の渋谷さんは「めちゃくちゃかっこいい!曲も素晴らしいのですが、ダンスが加わると、こんな風なパワーを持つんだなって」とアバンギャルディの世界観を絶賛。アバンギャルディとは前作『ミンナのウタ』でもコラボステージを披露したことがあるが「今日こうして新しい主題歌で、またダンスを作っていただき本当に嬉しい」と清水監督も感動し、早瀬さんも「間近でこんなパフォーマンスを観ることができて、ずっと呼吸が荒いです」と、ここでしか見られない豪華コラボに興奮を隠しきれない様子だった。

 

 

華やかなイベントも終わりが近づき、最後に渋谷さんは「映画は楽しんでいただけましたか?(会場拍手)嬉しいです!演技のお仕事をしたいと思ってNMB48を卒業して、監督からこのようなお声がかかって夢が叶いました。まだ夢見心地な部分もありますが、ここからまた羽ばたいて、演技も、人としても、一歩一歩成長していきたいと思います」と力強くコメントした。続く早瀬さんは、「今日は皆さんのパワフルさに元気をもらいました。なにより、凪さんが地元の方に愛されているなって感じました。私のようにホラーが苦手でも楽しめる映画になっています」と、渋谷さんと顔を見合わせ笑顔で締め、清水監督からは「これだけたくさんの方に観ていただいているということで、第3弾の話もすでに出ていて…」と続編の制作を匂わせるコメントも。さらに「カセットテープでアバンギャルディのみなさんに御礼を…」と映画にちなみ、カセットテープレコーダーを取り出した清水監督。劇中の“あのコ”のセリフにかけて「2024年7月29日、アバンギャルディのみなさん」と呪いをかけた。撮影から宣伝公開まで短期決戦を共に乗り越えたキャストと監督のアットホームな雰囲気でイベントは幕を閉じた。

 

映画『あのコはだぁれ?』は、全国の劇場で公開中。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts