ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんを3年間追ったドキュメンタリー『アイアム・ア・コメディアン』がいよいよ関西の劇場でも公開！

2024年7月9日

政治的な発言を機に、テレビから姿を消したウーマンラッシュアワーの村本大輔さんを追ったドキュメンタリー『アイアム・ア・コメディアン』が７月１２日（金）より関西の劇場でも公開される。

映画『アイアム・ア・コメディアン』は、政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、テレビから消えたお笑いコンビと云われたウーマンラッシュアワーの村本大輔さんの３年間を追ったドキュメンタリー。ネットや演芸番組での政治的な発言などから「嫌われ芸人」「炎上芸人」などと揶揄され、テレビでその姿を見ることがなくなったウーマンラッシュアワーの村本大輔さん。テレビに自身の居場所を失った彼は、活動の中心を劇場やライブに移し、自身の求める笑いである「スタンダップコメディ」を追求する。日本全国をまわって年間約６００ステージをこなし、スタンダップコメディの本場であるアメリカ・ニューヨークでの武者修行にも挑む村本。毎晩コメディクラブに立ってネタを磨く姿やさまざまな人との出会い、パンデミック禍の苦悩、家族との関係など、マスコミの最前線からは姿を消しながらも、人生を真摯にコメディに捧げ続ける芸人である村本大輔さんの３年間をカメラが追っていく。監督は、日本で生きるクルド人の青年を取材した『東京クルド』で知られる日向史有さんが務めた。

映画『アイアム・ア・コメディアン』は、関西では、７月１２日（金）より大阪・心斎橋のシネマート心斎橋や京都・出町柳の出町座、７月１３日（土）より兵庫・元町の元町映画館で公開。

政治的発言をきっかけにしてＴＶ番組から姿を消したウーマンラッシュアワーの村本大輔さん。日本以外の国では必ずしも同様の出来事が起こり得るとは限らない。スポンサーのおかけでＴＶ番組を成立していることを考えれば、政治的発言による影響力は多少なりともあり、この状況を避けることは出来なかった。ならば、ＴＶ番組以外において、どのような芸能活動が出来るか。村本さんは、劇場でのライブを中心にした活動に舵を取り、数多くの営業活動をこなしていく。さらには、スタンダップコメディを追求すべく、アメリカ・ニューヨークでの武者修行に取り組んでいった。言語の壁は避けざるを得ないが、ブロークンイングリッシュであったとしても、少しずつ反応を得ていく。この飽くなき芸能活動への探求心は、賞賛に値するのではないだろうか。とはいえ、日本に帰国すれば国内における現実を目の当たりにしてしまう。父親から理解されないこともあった。だが、自身が活動していることには自信があり、真正面からぶつかっていき、多少なりとも理解を得ようともする。世代間のギャップがあるにせよ、親に対する眼差しとして力強いものがあった。周囲からどのようなことを云われようとも、コメディアンの１人として、また、１人の日本人として真摯に活動していく村本さんの姿から、今後のエンターテイナーの在り方を見せてもらったのではないだろうか。

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