撮れば撮るほど、評価が上がっていく…３作目はさらに良いです！『宮古島物語 ふたたヴィラ 再会ぬ海』舞台挨拶開催！
泊まると再会の願いが叶えられるといわれる宮古島のヴィラを舞台に、さまざまな家族が交錯し、愛情を取り戻していく様を描く『宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海』が大阪・難波のなんばパークスシネマで２月１６日（金）より公開。２月１７日（土）には舞台挨拶が開催された。
映画『宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海』は、『ひとくず』の上西雄大監督が、宮古島の小さなホテルを舞台に人々の絆と再生を描いた人間ドラマ『宮古島物語ふたたヴィラ』の続編。大阪から宮古島にやって来た不動産業の碧海貴吉が建設した小さなビラ「ふたたヴィラ」は、宿泊をすると心から願う再会をかなえてくれると言われ、様々な人が訪れるようになる。島の人びとから「かんかかりゃ」（神様）と呼ばれるようになった貴吉が亡くなったことから、「ふたたヴィラ」を継承した娘の陽葵は、人々に再会と救いをもたらす為に宮古島に身を置く。「ふたたヴィラ」によってさまざまな家族の絡み合った糸がほどかれ、多くの人たちが愛情を取り戻していく。宮古島でリゾートビラやリゾートマンションを展開する株式会社リゾートライフの会長で、上西監督と交流があった柴山勝也さんをはじめ、松原智恵子さん、古川藍さん、徳竹未夏さんら前作からのキャストのほか、賀集利樹さん、奈美悦子さん、村田雄浩さん、笹野高史さんらが顔をそろえる。
今回、上映後に、柴山勝也さん、上西雄大さん、古川藍さん、徳竹未夏さん、谷しげるさん、国木田かっぱさん、関秀人さん、月亭遊方さん、藤田貴子さん、柿本節子さん、旭堂南璃さんが登壇。それぞれが思いを込めた挨拶を行っていった。
「宮古島を皆さんに知ってもらいたい」という思いが強い柴山勝也さんがまず御挨拶。そして、上西雄大監督は、観終わったお客さんの様子を伺いながら、１作目も紹介していく。国木田かっぱさんは「僕は出演したんですけど、ポスターに名前が無く、予告編にも映っていなかったので、全編カットされたんちゃうかなぁ」と心配していたが「映っていましたね」と一安心。宮古島について「空気と海は皆を自由にさせる。そして上西監督の演出マジックでしょうか。気持ち良く楽しい撮影でした。終わってみれば、ふざけていたつもりが、良い空気を皆で作っていたんだな」と感心。大阪での後悔初日に続いて連日満席であることに驚いている古川藍さんは「沢山の方に宮古島の良さがある映画を観て頂きました」と感謝している。出演シーンについて惚けながら、谷しげるさんは「現場で監督から指示を受けて演じてますねん」と独特のテンポで話していく。宮古島から来阪した柿本節子さんは「綺麗な海と空をご覧になって頂き、宮古島に行きたくなった方はどうぞご予約を…」と自らのお店をＰＲ。同じく宮古島から来阪した藤田貴子さんも同様にＰＲ。出演時の衣装とのギャップに自らツッコミを入れながら月亭遊方さんは「この映画のおかげで、私は初めて宮古島に行きました。落語家をしていると様々な場所に行きますが、沖縄だけ行ったことがなかった。去年、日本が寒波に覆われていた時、宮古島は１１℃で寒かったですけど、現場は熱かった」振り返りながら「温かい宮古島を経験したいので、きっと監督は楽しめる３作目を作ってくれるはずなので、その際は予告編に出なくともポスターに名前が無くとも映画に出演しなくても連れていってほしい」とリクエスト。関秀人さんは「地元の方がエキストラとして沢山出演頂きました。バカ騒ぎを繰り返しながら監督は熱心に撮影して頂いた。ランナーズハイのようでした」と当時の思い出を懐かしみながら、お客様にはリピーター鑑賞をお願いしていく。知り合いにも鑑賞しに来てもらっている旭堂南璃さんは「上西監督作品の良さを分かって頂いたかと思います。まだまだ沢山の作品がありますので、ボロボロ泣いて心が温かくなる家族愛をテーマにした作品が沢山あります」とアピール。
３作目を期待している柴山さんのリクエストを受け、上西監督は「”３”を４月に撮るんです。今度は柴山さんがたっぷりと喋ります」と発表。自ら手掛けてきた作品について「撮れば撮るほど、評価が上がっていく。１より２の方が良かったでしょ。３はさらに良いんです」と煽っていく。ヒロイン役を演じた古川さんは「向日葵畑で歌っているので、私自身が見ていて辛くなるほどに女の子チックでして…」と恥ずかしがりながらも「楽しく撮影できました。そして、何よりも、宮古島の良さが出ているので、知って頂けたらな」と期待している。舞台挨拶の司会も務めた徳竹未夏さんは「ルビー・モレノさんも上西監督の作品を愛して下さっているので、楽しく撮影させて頂きました」と思い返していた。
映画『宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海』は、大阪・難波のなんばパークスシネマで公開中。
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