インカ武術の達人によって伝承されてきた必殺戦闘術“コンドル拳”をめぐる双子の兄弟の確執を描く『フィスト・オブ・ザ・コンドル』がいよいよ劇場公開！

2024年1月30日

インカ帝国時代から伝えられたコンドル拳の後継者に選ばれた戦士が、戦いに身を投じる『フィスト・オブ・ザ・コンドル』が２月２日（金）より全国の劇場で公開される。

１６世紀、コンキスタドールによってインカ帝国が滅びた。インカ武術の達人たちが操った必殺の戦闘術「コンドル拳」について記された書物は隠され、それから何世紀にもわたって、コンドル拳の継承者によって大切に守られてきた。師からコンドル拳を学んだ戦士の男は、コンドル拳の継承者に選ばれるが、双子の弟にすべてを奪われてしまう。書物を狙う猛者たちや、弟の手下たちからも追われる身となった男は、壮絶な戦いに身を投じていく。

本作は、『ジョン・ウィックコンセクエンス』『マチェーテ・キルズ』等のハリウッド作品でも活躍するチリのアクション俳優マルコ・サロールが主演したチリ発のアクション映画。幼い頃から武術を学び、ジークンドーやキックボクシングなどの格闘技を習得してきたサロールが、鍛え上げられた肉体から繰り出す打撃技の数々が見どころ。監督は、サロール主演の『ザ・リディーマー』を手がけたエルネスト・ディアス＝エスピノーサが務めた。

映画『フィスト・オブ・ザ・コンドル』は、２月２日（金）より全国の劇場で公開。関西では、２月３日（土）より大阪・十三のシアターセブン、２月９日（金）より京都・烏丸御池のアップリンク京都で公開。また、神戸・新開地のCinema KOBEでも順次公開予定。

所謂、武道の類に関しては、極めていくと最終的には精神世界の境地へと辿り着く。本作の主人公であるコンドル拳を学んだ戦士の男は極めた果てに師匠から継承者として選ばれた。となると、秘伝書を受け継いでいく役割を担うだろうか。すると、秘伝書を我がモノにするべく、様々な格闘家達が狙いを定めて果敢に勝負を挑んでいく。挑まれる男は、精神世界に深く潜り込んでいくがごとく、モノローグが綴られていき、彼の変遷が次第に語られる。そして、圧倒的な強さを見せていく。だが、彼にも弱点があり、一点突破で追い込まれてしまうこともあった。しかし、彼は何があろうとも圧倒的な強さを見せつけていく。単純に究極的な強さを見せつけるだけでなく、敢えて相手に弱点を見せることで柔軟さを伴った強さがあることを示していた。日本では知られざるチリ発のマーシャルアーツ作品をとくとご覧あれ！

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