韓国で抑圧された生活を送り暮らす女性がミステリアスな緑の髪の女と出会う『緑の夜』がいよいよ劇場公開！

2024年1月15日

抑圧された生活を送る女性が、緑の髪の女性との出会いをきっかけに、危険を感じながらも否応なく闇の世界に巻きこまれていく様を描く『緑の夜』が１月１９日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『緑の夜』は、人生を懸けた危険な冒険に挑む２人の女の運命を描いたドラマ。苦難に満ちた過去から逃れるために中国を離れ、韓国で抑圧された生活を送るジン・シャ。保安検査場での仕事中にミステリアスなオーラを放つ緑色の髪の女と知り合った彼女は、その出会いを本能的に危険だと感じながらも、ふとしたことから危険で非合法な闇の世界へと足を踏み入れていく。

本作では、『X-MEN：フューチャー＆パスト』等ハリウッド作品でも活躍する中国の人気俳優ファン・ビンビンの主演で、自由のため大きな賭けに出るジン・シャを演じ、緑色の髪の女を『ベイビー・ブローカー』のイ・ジュヨンが演じる。監督は、長編デビュー作『Summer Blur』で世界的に高く評価されたハン・シュアイが務めた。

映画『緑の夜』は、１月１９日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や心斎橋のシネマート心斎橋、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸や兵庫・尼崎のＭＯＶＩＸあまがさきで公開。

中国を離れ、韓国で抑圧された生活を送りながら空港の保安検査場で粛々と働いている主人公の女性。様々な人間が通過していっただろうが、今回遭遇したのは、なんだか危険で怪しげな雰囲気を放つ緑髪の女性。気づけば、纏わり付いてきて自宅にまで上がってもらうが、結局は危険な仕事をしていることが分かってしまう。その段階で突き放せばよいのだが、抑圧された生活から解放してくれるのは、こんな女性かもしれない。気づけば、彼女を危険から守るための行動をしていくようになる。だが、それは主人公自身が危険な出来事に遭遇していくリスクを伴ってしまう。韓国社会の闇を描きながらも、女性の自由と解放を最後まで問い続けていくと同時に、女性２人の刹那的な関係性を描いている。国境を超えた”アジア映画”として、国際的に評価されていってほしいシスターフッドを描いた一作である。

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