騎士に憧れている役者ルと王女の身分違いの恋模様、そして悪の魔法使いチェルノモールに立ち向かう姿を描く『ストールンプリンセス：キーウの王女とルスラン』がいよいよ劇場公開！

2023年9月19日

騎士に憧れる青年と王女の身分違いの恋と、魔法使いにさらわれた王女を救う冒険を描く『ストールンプリンセス：キーウの王女とルスラン』が９月２２日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『ストールンプリンセス：キーウの王女とルスラン』は、身分違いの恋に落ちた売れない役者と王女が、悪の魔法使いに立ち向かう姿を描いたウクライナ発のアニメーション映画。騎士に憧れている役者の青年ルスランは、自由を求めて王宮から抜け出した王女ミラと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。しかし悪の魔法使いチェルノモールがルスランの目の前でミラを連れ去り、ミラの愛の力を自分の魔力に変えてしまう。ルスランは愛するミラを救うため、真実の愛は魔法よりも強いことを証明するべく旅に出る。

本作の日本語吹き替え版では、グローバルボーイズグループ「INI」の高塚大夢さんが主人公ルスラン役で声優に初挑戦し、テレビアニメ「【推しの子】」等の声優である高橋李依さんが王女ミラの声を演じる。東欧を代表するアニメーションスタジオであるAnimagradがアニメーション制作を手がけた。

映画『ストールンプリンセス：キーウの王女とルスラン』は、９月２２日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ等で公開。

ウクライナ発のアニメーション映画である本作。そういった情報が知らされていなければ、近年のディズニー映画で描かれるような王女を描いた作品として遜色ない映画だと思える。王女として城の中で育てられ、外の世界に憧れながら、１人の人間としてのアイデンティティを持ち、力強く行動力のある女性としてミラは描かれていた。さぁ、これから、という時に悪の魔法使いにさらわれてしまい、騎士に憧れている役者ルスランが騎士になるべく旅に出る…まさにディズニーやピクサーの作品で描かれてきた世界観は、国が違っても構築することができる。本作を発見し、どうにかして日本の劇場で公開するところまでこぎつけたことが素晴らしい。作品自体は、２０２２年のウクライナ侵攻以前に製作されている。だが、現在の情勢を考えれば、自国の作品が外国で公開されることがどれだけ明るい話題になっていることか。そういったことを頭の片隅に置きつつ、本作を堪能することが良きことであるとしっかりと伝えたい。

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