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心に闇を抱えた家族に、得体の知れぬ恐ろしい“ナニか”が忍び寄っていく『ブギーマン』がいよいよ劇場公開!

2023年8月14日

©2023 20th Century Studios.

 

母を亡くした姉妹に近づく、正体のわからない恐怖を描く『ブギーマン』が8月18日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ブギーマン』は、得体の知れない何かに狙われる家族の運命を描いたサスペンスホラー。母の死から立ち直れずにいる女子高生セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父ウィルもまた、妻を亡くした悲しみにとらわれ娘たちと向きあえずにいた。そんなある日、ソーヤーが家の中で怪しい何かを目撃するが、セイディはまともに取りあおうとしない。一方、ウィルは謎の患者レスターから怪しげなメモを渡される。娘たちの異変に気づいたウィルは解決を図ろうとするが…

 

本作は、ホラー小説の巨匠スティーブン・キングが欧米の昔話に登場する恐怖の存在「ブギーマン」を題材に執筆した短編が原作。ドラマ「ボバ・フェット The Book of Boba Fett」のソフィー・サッチャーが姉セイディ、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」のビビアン・ライラ・ブレアが妹ソーヤー、『AIR エア』のクリス・メッシーナが父ウィルを演じる。『ズーム 見えない参加者』のロブ・サベッジが監督した。

 

©2023 20th Century Studios.

 

映画『ブギーマン』は、8月18日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸のOSシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。

いわゆる”ブギーマン”とは、子供達が往々にして信じている、伝説上、或いは、民間伝承における幽霊に類似した怪物とされている。いかなる特定の外観もなく、各々の家庭によっても全く異なる姿で信じられていることもあるようだ。ブギーマンは、子供達の心の中で、不定形の恐怖が実体化したものであり、気になる恐ろしい人物や事象に対し比喩的に用いられてきた。日本でいえば、神隠しに近いニュアンスがあるようだ。そんなブギーマンという存在は、スティーブン・キングにとっては物語に登場させやすいキャラクターだ。子供の誘拐をベースにした作品を沢山書いてきたスティーブン・キングならでは物語になることも納得だ。本作で監督したのは、『ズーム 見えない参加者』や『DASHCAM ダッシュカム』のロブ・サベッジ。得体の知れない化け物を描かせたらズバ抜けている彼ならではの映像表現は間違いない。各シーンの細かいところで、新旧のホラー映画へのオマージュが込められているようにも感じられ、最後まで存分に楽しめる一作となっている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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