勘違いから始まる交換日記を軸にした青春ラブストーリー『交換ウソ日記』がいよいよ劇場公開！

2023年7月3日

教室の机の中のメモから始まる、話下手な女の子とモテる男の子のやり取りを描く『交換ウソ日記』が７月７日（金）より全国の劇場で公開される。

高校２年生の黒田希美は、移動教室の机の中に「好きだ」と書かれた手紙が入っているのを見つける。送り主は学校で一番の人気者である瀬戸山潤で、希美はイタズラかと戸惑いながらも返事を靴箱に入れる。その日から２人の秘密の交換日記が始まるが、実は瀬戸山からの手紙は、全て希美の親友である松本江里乃宛てのものだった。しかし希美は本当のことを言い出せず、そのままやり取りを続けてしまう。交換日記を通して瀬戸山のことを知るうちに、次第にひかれていく希美だったが…

本作は、櫻いいよさんの大ヒット小説「交換ウソ日記」を映画化した青春ラブストーリー。『仮面ライダーゼロワン』の高橋文哉さんが瀬戸山、『ういらぶ。』の桜田ひよりさんが希美を演じる。監督は竹村謙太郎さんが務め、『ハニーレモンソーダ』『PとJK』の吉川菜美さんが脚本を担当した。

映画『交換ウソ日記』は、７月７日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、兵庫・西宮のＴＯＨＯシネマズ西宮ＯＳや神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

勘違いから始まる交換日記…本当のことが伝えれないままストーリー展開を観ていると、この幸せそうな関係がいつ崩れてしまうのか、ひやひやドキドキしてたまらなかった。スマホ全盛の現代において、あえて交換日記を続けていくことで、大量に流れていく情報に振り回されず、紙の上に蓄積されていくやり取り、そして相手への思いが切なく表現されている。好きな子に対してド直球に向かっていく男子と恋に不器用な女子、コミュニケーションが合わなければギクシャクしてしまうが、２人は好きな音楽を通して自然と惹かれ合っていった。原作小説では、ヘヴィメタルと表現されていたのみだったが、映画にするならば具体的に表現する必要がある。そこで、本作がフィーチャーしたアーティストはマキシマムザホルモン！まさか青春映画でホルモンの楽曲が流れるなんて思ってもみなかった。しかも本作のためにミックスされており、そんなホルモンの心意気にも畏れ入るばかりだ。さらには、放送部員であるヒロインがお昼の放送で流すのがeastern youth の「ソンゲントジユウ」にyonawoの「rendez-vous」！どれだけセンスのいい青春映画なんだ！と驚くばかり。これは、リアルタイムな高校生も大人も十分に楽しめる作品に仕上がった一作である。

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