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かつて一家で交通事故に遭い心に深い傷を負った少女を描く『この子は邪悪』がいよいよ劇場公開!

2022年8月31日

(C)2022「」製作委員会

 

交通事故で植物状態になった母のいる少女が、とある少年と心を通わせるが、少年の思わぬ行動に困惑させられる様子を描く『この子は邪悪』が9月1日(木)より全国の劇場で公開される。

 

映画『この子は邪悪』…

心理療法室の院長である窪司朗の娘である花。かつて一家は交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負い、花も心に深い傷を抱えることとなった。そんな花はある時、母親が心神喪失状態で、その原因を探っているという高校生・四井純と出会い、次第に心を通わせていく。そんなある日、花の母が5年ぶりに目を覚まし、司朗が家に連れて帰ってくる。司朗は久々の家族団らんを喜ぶが、花は母にどこか違和感を抱き…

 

本作では、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『』の南沙良さんが花役として主演し、花と親しくなる純を「なにわ男子」の大西流星さん、花の両親を『映画 極主夫道』の玉木宏さんと『マチネの終わりに』の桜井ユキさんが演じる。オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」準グランプリ作品の映画化として、『町田くんの世界』等の脚本家である片岡翔さんが監督・脚本を手がけた。

 

(C)2022「」製作委員会

 

映画『この子は邪悪』は、9月1日(木)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ梅田ブルク7、難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や七条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開。

心理療法室の院長である主人公の父親。この人物が家族や他人に対して何らかの処置を施したんだろうなぁ、と考察していきながら観てしまう本作。冒頭から得体の知れない人間の行動を次々と見せられ、単純には読み解くことは出来ない。しかし、ある動物の雰囲気を感じずにはいられなかった。でも、何故そんな雰囲気を察してしまうのか分からず、一種のホラー映画を観ているかのような感覚になってしまう。あらゆるエビデンスを以て、ただならぬ家族が構成されている事だけは次第に確信していく。その真相を知った時、映画とはいえ、そんなことが出来てしまうの!?そんなことをやっていいの!?と人間のモラルに対して揺さぶりをかけてくる。そこまでして、家族は家族としての共同体を保たなければいけないのか、と憤りを感じてしまった。そして、ラストには、本作のタイトルが持つ本当の意味を投げつけられたようにも感じてしまう。”この子”とは”この子”のことなのか!?さらに鈍器で殴られたかのような気分だ。

 

されど、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」から映像化される作品はエッジの効いたものが多い。こんな作品を映像化してしまっていいの!?と驚いてしまうケースもいくらかあった。一種の作家性が発揮されているようにも感じる。今後も、どのような作品が映画ファンの心を揺さぶってくれるのか、今から楽しみで仕方がない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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