数えきれないボイスキャストを演じ「これは自分やっけ？」と思うかも…『漁港の肉子ちゃん』ゆりやんレトリィバァさんを迎え大ヒット祈願！ご祈禱イベント開催！

2021年5月20日

漁港の焼き肉屋にやって来た親子が織りなす、悲喜ごもごもの人間模様が描かれる『漁港の肉子ちゃん』が６月１１日（金）より全国の劇場で公開。５月２０日（木）には、東大阪市にある枚岡神社にボイスキャストを務めるゆりやんレトリィバァさんを迎え、大ヒット祈願！ご祈禱イベントが開催された。

映画『漁港の肉子ちゃん』は、明石家さんまさんの企画・プロデュースで、直木賞作家である西加奈子さんのベストセラー小説をアニメ映画化。漁港で暮らす食いしん坊で脳天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽく、すぐ男に騙されてしまう。しっかり者でクールな１１歳の娘キクコは、そんな母のことが少し恥ずかしい。やがて母娘の秘密が明らかになり、２人に最高の奇跡が訪れる。底抜けに明るくパワフルな主人公の肉子ちゃんの声を大竹しのぶさんが担当。木村拓哉さんと工藤静香さんの長女でモデルのCocomiさんがキクコ役で声優に初挑戦し、『鬼滅の刃』の花江夏樹さんらが共演する。『海獣の子供』が高い評価を受けた渡辺歩監督とSTUDIO4℃が手がけ、スタジオジブリ出身の小西賢一さんがキャラクターデザイン・総作画監督、『サヨナラまでの30分』の大島里美さんが脚本を担当。

本作の主人公である肉子ちゃんが大きく描かれたオリジナル大笑いカードと共にネコなどのキャラクターのボイスキャストを務めるゆりやんレトリィバァさんが参加した本イベント。毎年、年末には全国から数千名が集まり、注連縄掛神事（しめかけしんじ）に合わせてお笑い神事が執り行われ、“笑い”とは縁深い大阪の東大阪市にある枚岡神社にて、本作の大ヒットをご祈祷頂いた。

祈祷式を終えてゆりやんさんは「厳かな心清まる思いで、『漁港の肉子ちゃん』の公開もさらに楽しみになりました」と感想を述べ、企画・プロデュースを務める明石家さんまさんの指導の下で行われたアフレコ収録について聞かれると「本当にさんまさんがブースの外におられて、急に決まる役もあった。楽屋で自分が何役か分からないドキドキ、その場でこの役もやらしてもらえるのですか！？と次々に振られる雰囲気が、まるで『（さんまのお笑い）向上委員会』みたいでした！！」と振り返る。本作で、ゆりやんさんはネコやその他の役の声も担当しており「ここにいる皆さんの指を全部使っても数えられないくらいの役を収録しました。全て声を変えて演じたので完成した作品を観る時に自分でもこれは自分やっけ？と思うかもしれないです」と映画の公開を楽しみにしていた。

昨年４月の外出自粛期間に自宅で星野源さんの「うちで踊ろう」に合わせてダンス動画を公開したゆりやんさんは、前日に発表された星野源さんと新垣結衣さんの結婚について聞かれ「えっ！？？星野さんと新垣さんって…結婚されたんですか！？！？」と卒倒。かと思えば「思っていた通りです、私はずっとそうなったらいいなって言っていたんですよ～」と話し「本当におめでとうございます。」と祝福しつつ、枚岡神社が縁結びの神様でもあることを聞き「縁結ばれたいです！」と願う場面もありました。

最後に、６月１１日の公開に向けて「本当に素敵な作品で、いろんな方の声を見つける楽しさもあり、ストーリーも絵もすごく感動的。特にお子さんと大人の方に観て欲しいですね…全員でしょ！！」とツッコミ、映画のＰＲをしてイベントは締め括られた。なお、本日、ご祈祷した肉子ちゃんが大きく描かれているオリジナル大笑いカードは枚岡神社となんばグランド花月、よしもと祇園花月、よしもと漫才劇場ほか全国の吉本興業が運営する劇場（一部を除く）に設置される。（現在、一部劇場は緊急事態宣言延長に伴い閉館しております。設置は営業再開後となりますのでご了承ください）