“犬”を主役にした映画のために、若手・中堅・ベテラン俳優達が大騒ぎ！『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』がいよいよ劇場公開！

2021年4月4日

（C）2021「映画バイプレイヤーズ」製作委員会

映画やドラマで活躍する名脇役たちが本人役で出演している大人気ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』が４月９日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』は、田口トモロヲさん、松重豊さん、光石研さん、遠藤憲さん一ら日本の映画・ドラマ界を支える俳優たちが本人役で主演するテレビ東京の人気ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズの劇場版。役者たちでにぎわう富士山麓の撮影所「バイプレウッド」を舞台に、濱田岳を中心とした若手俳優たちが犬を主役にした映画の撮影に奮闘する中で、ベテラン俳優たちを巻き込みさまざまなトラブルが起こるさまを描く。濱田岳さん、柄本時生さん、菜々緒さん、高杉真宙さん、芳根京子さんら若手の役者たちが小さなチワワが主人公の自主映画を撮影していた。しかし、チワワが現場から逃げ出してしまうなど、トラブル続きでうまくいかない。落ち込む濱田や柄本を見かねた田口らベテラン陣が、手を差し伸べるのだが…

今回、映画版ゲストの役所広司さん、天海祐希さん、有村架純さんらをはじめ、総勢１００人の役者陣が本人役で出演。個性豊かなキャストが織りなす悲喜こもごもの人間模様に注目を。監督はテレドラマ版の演出も手がける松居大悟さんが担う。

（C）2021「映画バイプレイヤーズ」製作委員会

映画『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』は、４月９日（金）より全国の劇場で公開。

普段から様々な日本映画を観ていると、頻繁によく見る脇役の俳優がいる。何度も見かけるようになると、自然の役者の名前を覚え、見ただけで何故だか安心してしまう。この人を出演させるなら、作品に対する信頼度も高まっていく。十分に主役を引き立たせる脇役がいてこそ映画は成立する。そして、いつか主役になる姿を観る機会が来れば、心を躍らせると感慨深くなってしまう。本作は、若手から中堅、大御所まで含めて素敵な名脇役達が本人役で大集結した、ある意味で豪華な一作となっている。

なお、本作のニュースリリースが出る度に、この方々を”脇役”と云っていいの！？むしろ主役を張ってきた方でしょ！？と感じていた。だが、作品を観て納得。作中で撮影されていく作品には、数々の作品へのオマージュが込められており、故に本作に出演しているんだな、と気づかれた。出演時間は様々だが携わってきた作品や何度も観てきた往年の名作への愛情が散りばめられている。本当に映画やドラマが好きであり、恩返しをするべく本作に出演しているようにも思えてきた。そして、今は亡き偉大なる名脇役である大杉漣さんへの愛情がたっぷりと込められている。ドラマ制作当時から本作の映画を作りたかった大杉漣さんの思いを見事に具現化した松居大悟監督こそが、名脇役達の脇役に徹していることが存分に伝わってくるので、大いに拍手を送りたい。まさに”せいたく”な本作を存分に味わっていただけたら、大杉漣さんも本望ではないでしょうか。

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