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太っても最強!ドニー・イェンが120kgの刑事演じた『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』がいよいよ劇場公開!

2020年12月22日

(C)2020 MEGA-vISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED.

 

ある事件をきっかけにデスクワークとなり太ってしまった熱血刑事が、並外れた身体能力で巨大な陰謀に立ち向かう様を描き出す『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』が2021年1月1日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』は、『るろうに剣心』シリーズのアクション監督として知られる谷垣健治さんがメガホンをとったアクションコメディ。自分の結婚式当日に遭遇した銀行強盗犯を追跡し、そのさなかに警察長官を轢き殺してしまいそうになったことで、閑職のデスクワークに左遷された熱血刑事のファーロン。プライベートでは婚約者から別れを切り出され、暴飲暴食に走った挙句に激太りする。やがて強盗事件の容疑者を日本まで連行する任務についたファーロンだったが、ヤクザの麻薬抗争に巻き込まれて容疑者が行方知れずに。それでも、並外れた身体能力と正義に燃える心を失っていなかったファーロンは、日本の遠藤警部と協力し、捜査を進めていく。

 

本作は、『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で活躍するアクション俳優のドニー・イェンが、激太りした熱血刑事に扮し、日本を舞台に大活躍。遠藤警部役で竹中直人さんが共演するほか、丞威さん、渡辺哲さん、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんら個性的な日本人キャストがそろう。

 

(C)2020 MEGA-vISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』は、2021年1月1日(金)より、大阪・梅田の TOHOシネマズ梅田、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSをはじめ全国の劇場で公開。

「かぁっこいいーー!!」幕開けのカーチェイスの、怒涛の爽快さに叫んでしまう。アクション、ギャグ、恋愛から犯罪サスペンスまでサービス満点の展開にニコニコが止まらない。

 

2019年末、台湾で『イップマン 完結』を観た時、上映前に突然スクリーンいっぱいに映し出された予告には、丸々と太ったドニーさんのコミカルなアクションシーン。「えっ。。。!?」という一瞬の間のあと、場内は大笑い。新年早々にこの作品が観られる中国圏の観客が羨ましすぎて、このまま年明けまで現地に留まろうかと真剣に迷ってしまった。あれから丸一年。ついに、満を持して、待望の日本公開!

 

オープニングからラストまでテンポの良さは最高潮、完全にドニーさん祭りである。これまでにもドニー・イェンと何作も仕事をしてきた谷垣健治監督、この場面ではそう来ますよね!待ってました!というキメの数々には、さすがわかってる!と大拍手。過去の作品を観ている方なら「あっ!」と叫ぶこと間違いなしの懐かしの場面たちも嬉しい。往年のジャッキー・チェン作品のような建物を登って落ちてのアクロバットアクションや、ちょっとチャウ・シンチー風なナンセンスギャグも満載。さらには主人公が崇拝するブルース・リーをこれでもかと引用し、香港カンフー映画へのオマージュの多さにこんなに幸せで良いのだろうかと、観ていて顔がにやけっぱなしである。

 

気を張らずに確実に楽しめるお正月エンタメ映画。ドニーさんファンにはお薦めするまでもなく当然の必修、これまでドニーさんを未体験の方も、予備知識は一切不要なので是非観て頂きたい。
2021年の幕開けにふさわしい大娯楽作だ。

fromNZ2.0@エヌゼット

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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