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日本中を震撼させた未解決事件に迫りながら翻弄される男2人の姿を描き出す『罪の声』がいよいよ劇場公開!

2020年10月27日

(C)2020 映画「」製作委員会

 

日本中を震撼させた未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性ふたりが出会い、事件に翻弄されていく様を描く『罪の声』が、10月30日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『罪の声』は、実際にあった日本中を震撼させた未解決事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描く。平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士は、日本中を震撼させた未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった。

 

本作は、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士さんのミステリー小説「罪の声」を、小栗旬さんと星野源さんの初共演で映画化。新聞記者の阿久津を小栗さん、もう1人の主人公となる曽根を星野さんが演じる。監督は『麒麟の翼 劇場版・新参者』『映画 ビリギャル』の土井裕泰さん、脚本はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子さん。

 

(C)2020 映画「罪の声」製作委員会

 

映画『罪の声』は、10月30日(金)より全国の劇場で公開。

劇場型犯罪とはいえ、既に時効となり、人も死んでいない事件をなぜ今更掘り返すのか、主人公の阿久津が問うシーンがある。まるで若者の声を代弁しているかのようだった。事件を大々的に報道して犯人グループを煽ってしまったメディアの責任や、時代が変わるからこそ今再び過去を正すべきなのである、と上司は語る。物心がつく前に犯罪に加担させられた曽根俊也も当時の責任を感じつつ、事件の真相を探ろうとしていく。たとえ身に覚えのない罪であっても、目を背けることができない運命の柵に翻弄される俊也の姿は、どこか儚げでもあり、星野源さんに最適な役柄だった。

 

中盤からは小栗旬さんと星野源さんのバディムービーとしての側面も有り、2人が事件の謎に迫っていく様子は、宛ら刑事ドラマを観ているような安定感すらある演出が施されていく。罪を清算する先に待つやり場のない感情や、罪もない人々がたった1つの事件に巻き込まれたことで零落する状況を目の当たりにして、犯罪というものは被害者だけではなく、意図せず加害側に巻き込まれた者達の運命すら潰すことを身を以て感じた気分になる。

fromねむひら

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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