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オアシス時代からソロ活動までを追いかけ、ありのままの姿を映し出す『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』がいよいよ劇場公開!

2020年9月23日

(C)2019 WARNER MUSIC UK LIMITED

 

伝説的なロックバンド“オアシス“のメンバー、リアム・ギャラガーの素顔に迫ったドキュメンタリー『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』が、9月25日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は、イギリスの伝説的ロックバンド「オアシス」の元メンバー、リアム・ギャラガーの成功と挫折、ソロアーティストとしての復活までを描いたドキュメンタリー。1991年に結成されたオアシスのフロントマンとしてスターダムにのしあがったリアムは、その一方で破天荒な言動を繰り返し、メディアからたびたびバッシングを受けていた。やがてバンドメンバーの兄ノエルとの確執が表面化し、2009年には解散状態に。新たに結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず解散。失意の中、自らの力だけで音楽の世界を生き抜くことを決意したリアムは、再起をかけてソロデビューアルバム「アズ・ユー・ワー」をリリースする。

 

本作では、『コナー・マクレガー:ノートリアス』のギャビン・フィッツジェラルドと、『12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ』のチャーリー・ライトニングが本作のために10年以上にわたってリアムを撮影してきた共同監督を務めた。作中では、インターネット上の動画で話題となったバーでの弾き語りや、コールド・プレイのクリス・マーティンとの共演シーンなど、貴重な映像も収められている。

 

 

(C)2019 WARNER MUSIC UK LIMITED

 

映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は、9月25日(金)より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸をはじめ全国の劇場で公開。

2009年、オアシス解散直前のフジロックフェスティバル’09でのステージを観ていた。来日時には定番の揺るぎない名曲を揃えたLIVEである。安心してパフォーマンスを観られるが、その裏では不安定な仲によって活動が続けられていたことはファンには有名だ。なんども解散の危機があったが、ギャラガー兄弟のどちらかが歩み寄って、また楽曲を作り、LIVEを披露し続けてきた。解散は残念ではあったが、それほど驚くことではない。また、再結成する日がいつか来るんじゃないか、とさえ思っている。

 

だが、リアム・ギャラガー自身は苦しんでいた。兄ノエル・ギャラガー以外のメンバーとビーディ・アイを結成し、「オアシスよりビッグになる」と述べ音楽活動は止めず。リリースした作品は、しっかりとしたチャートアクションができ、LIVEも行っていったが、最終的にリアムが納得いかないままに解散した。どうなってしまうんだろう、リアムは…と当時は気になっていたが、最終的にソロのスタイルを以て復活してくれたことが嬉しかった。自らを、ロックンロール・スターと唄った男が簡単に沈んでいってほしくない。また、いつもの自信家で饒舌な語り口で僕らを楽しませてほしいんだ。

 

本作では、ギャラガー兄弟の母親であるペギーだけでなく、あまり知られないない長男のポール・ギャラガーまで登場しており、これまでにあまり聞いたことがないエピソードも含まれ、興味深い内容になっている。そして、リアムはノエルへの思いも十分に語っていた。やはり、再び兄弟でバンドをやりたいんだ。お互いの歩み寄りがなければ実現しないだろう。一応、ノエルのコメントも極々僅かではあるが、収録されている。本作を観たノエルは何を思うだろう。あくまで自身のスタイルを貫いたリアクションをしそうな気がする。結局、互いに悪口を言い合い喧嘩をし続けながらも、いつか再びオアシスのLIVEが観たい、とファンは願い続けているぞ!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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