京都の魅力が満載の素敵な映画を皆さんと共に盛り上げたい…!『嘘八百 京町ロワイヤル』平安神宮に中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、広末涼子さんを迎え大ヒット祈願イベント開催!
大物狙いで空振りばかりの古物商と腕は立つのに落ちぶれた陶芸家のコンビによる痛快コメディの続編『嘘八百 京町ロワイヤル』が1月31日(金)より全国の劇場で公開。1月25日(土)には、京都の平安神宮に中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、広末涼子さんを迎え、大ヒット祈願イベントが開催された。
映画『嘘八百 京町ロワイヤル』は、幻のお宝をめぐり古物商と陶芸家がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディのシリーズ第2作。大阪・堺で幻の利休の茶器をめぐって大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔が、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った着物美人の志野にほだされた2人は、利休の茶の湯を継承し、天下一と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが…
古物商の則夫役を中井貴一さん、陶芸家の佐輔役を佐々木蔵之介さんがそれぞれ演じ、志野役で新たに広末涼子さんが参加。友近さん、森川葵さんら前作からのキャスト陣に加え、加藤雅也さん、竜雷太さん、山田裕貴さんらも新キャストとして顔をそろえる。監督の武正晴さん、脚本の足立紳さんと『百円の恋』コンビが前作から続投した。
平安神宮の応天門前に中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、広末涼子さんが登場。夕方近くに寒風が吹く中ではあったが、大いに賑わったイベントとなった。
京都出身の佐々木さんは、応天門から見える景色を非常に嬉しく感じており「平安神宮でヒット祈願をさせてもらい、厳かで寒さに身が引き締まっています。地元で映画公開記念イベントをさせて頂くのは嬉しいです」と述べ「このまま凍え死んでも大丈夫です」とまで言い放つ。本作では京女を演じた広末さんは、京都の方々を前にして恐縮しながらも「お着物を着て背筋を伸ばし和装の所作でカメラの前に立たせて頂くと、女優としても女性としても幸せです」と感謝の気持ちを伝えていく。また「はんなりとした雰囲気を少しでも出したくて、お勉強しながら演じさせて頂きました」と振り返りながら「京都のはんなりとした女性の魅力に振り回されていく御二人の姿が素敵なので観て頂けたら嬉しいな」と思いを語る。
なお、前作より少し長くなった撮影期間だが慌ただしく、勿論、京のお茶屋さんに行って京都に触れる時間があるはずもない。今回は、特別に京都市東山区宮川町から舞妓さん達が登場し、より一層寒さを感じている3人の気持ちをほっこりさせた。さらに、本作の大ヒット祈願として特性酒樽が登場。「よいしょ!よいしょ!よいしょ~!」の掛け声と共に鏡開きが行われた。
最後に、中井さんは「一年前に京都で今の時期に撮影させて頂いておりました。この作品は地元密着型で、狭いエリアでの映画です。皆さんのお力添えでさらに続編が出来るように、皆さんの手にかかっています」とお願いしていく。佐々木さんは「前作は堺を舞台に作りました。まさか続きがあるとは思いませんでした。前作の映画館動員TOP10で9つが関西の劇場でした。それだけ関西のお客さんが観て下さって、喜劇を分かって応援して頂いた」と説明し「だから僕達は此処に立たせて頂いているんです。今回は京都が舞台です。僕は地元出身で、この舞台に立たせて頂いて嬉しいので、凍え死んでもいいと思っています。また僕はこれにも増して、また京都で映画撮れたら嬉しいな」と思いを寄せる。広末さんは「私は死にたくないですけど」と漏らしながら「京都の魅力が満載の素敵な映画に仕上がっています。ぜひ地元の京都から映画を応援して頂けると嬉しいです」と思いを伝え、大ヒット祈願イベントは締め括られた。
映画『嘘八百 京町ロワイヤル』は、1月31日(金)より全国の劇場で公開。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!