今作も“悪魔的”セリフ満載!藤原竜也さん主演9年振りの新作『カイジ ファイナルゲーム』がいよいよ劇場公開!
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
大人気漫画を原作にした人気シリーズのオリジナルストーリーによる9年ぶりの新作『カイジ ファイナルゲーム』が、1月10日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『カイジ ファイナルゲーム』は、福本伸行さんの人気コミックを実写映画化した「カイジ」シリーズの3作目。前作『カイジ2 人生奪回ゲーム』から9年ぶりの新作となり、福本さんが考案したオリジナルストーリー。「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」の4つの新しいゲームを描きながら、シリーズのフィナーレを飾る。2020年・東京オリンピックの終了を機に、国の景気は急激に失速。金のない弱者は簡単に踏み潰される世の中になっていった。派遣会社からバカにされ、少ない給料で自堕落な生活を送るカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻と再会。大槻から、金を持て余した老人が主催する「バベルの塔」という、一獲千金のチャンスを含んだイベントの存在を知らされ…
本作は、過去2作に続いて藤原竜也さんが主演。福士蒼汰さん、関水渚さん、新田真剣佑さん、吉田鋼太郎さんらがシリーズ初参戦し、過去作からも天海祐希さん、松尾スズキさん、生瀬勝久さんらが再登場。監督は過去2作と同じく佐藤東弥さんが務める。
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
映画『カイジ ファイナルゲーム』は、1月10日(金)より全国の劇場で公開。
過去2作は、原作にあるエピソードをベースにして当時の時世を踏まえながら痛快に観れる作品だったと覚えている。今回、2020年の今に敢えて『カイジ』を作るなら…原作者の福本伸行さんによるオリジナルストーリーは今だからこそ観るべき作品に仕上げられた。
2020年の東京オリンピックが終わった後、日本は更に不景気へと加速していく…経済ジャーナリストが語っていそうな想定パターンをものの見事に具体化している。ハイパーインフレが起こり、生ビール1杯1800円…なんか本当にあり得そうだ。デノミやデフォルトが起きそうな雰囲気の中で、一世一代のギャンブルで…というのが、まさに『カイジ』!
作中で繰り広げられる4つの新しいオリジナルゲームも「ファイナルゲーム」ならでは。巧みな心理戦が必須でもあり、人間の感情に訴えかける展開もあり、観客は惹きつけられること必至。これまで以上に一段と成長!?したカイジを藤原竜也さんが演じ、福士蒼汰さんや吉田鋼太郎さんが見事な悪役ぶりで魅せる。さらには天海祐希さん、松尾スズキさん、生瀬勝久さんらがお馴染みのキャラで登場するので、最後の最後まで痛快に観られるエンターテイメント作品に仕上がった!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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