田辺聖子さんの代表作が１７年ぶりにスクリーンに…！『ジョゼと虎と魚たち』劇場アニメとして２０２０年に公開！
2019年12月4日
(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
田辺聖子さんの小説「ジョゼと虎と魚たち」が２０２０年に劇場アニメとして公開されることが決定した。
『ジョゼと虎と魚たち』は、車椅子生活を送る少女・ジョゼと、自分の夢を追いかける大学生・恒夫の関係を描いた青春恋愛物語。趣味の絵と本を糧に自分の世界を生きていたジョゼは、ある晩恒夫と出会い、意を決して彼とともに外の世界へ飛び出すことを決める…
２００３年、妻夫木聡さんと池脇千鶴さんが共演し、犬童一心が監督を務めた実写映画が公開された。今回のアニメ版では、『おおかみこどもの雨と雪』助監督や『ノラガミ』シリーズの監督を務めたタムラコータローさんが満を持してアニメ映画初監督を務める。また、『ストロボ・エッジ』の桑村さや香さんが脚本、『妖狐×僕SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子さんがキャラクターデザインを担当。アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当する。
(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
田辺聖子さんは、大阪で生まれ、小説だけでなく、古典の紹介、評伝などで、芥川賞、読売文学賞他多数の文学賞を受賞。生み出した小説、エッセー、評伝、古典案内は、単行本だけでも２５０点以上におよぶ。１９７６年には兵庫県伊丹市へ引越し執筆活動を続け、２００８年に文化勲章を受章し伊丹市名誉市民として表彰されている。２０１９年６月６日、９１歳で死去。
劇場アニメ『ジョゼと虎と魚たち』は２０２０年ロードショー。
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