ロックバンド・シカゴの半世紀追うドキュメンタリー『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー』がいよいよ関西の劇場でも公開!
Package Design & Supplementary Material Compilation TM & (C) 2016 Fisher KlingensteinVentures, LLC. All Rights Reserved.
楽曲セールスは1億2200万枚を突破し、2019年に結成50年を迎えながらも精力的に活動を続けるスーパーバンド、シカゴに焦点を当てたドキュメンタリー『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー』が11月22日(金)より関西の劇場でも公開される。
映画『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー』は、1967年の結成以降、1億2200万枚のアルバムセールスを誇り、全世界で高い人気を誇るバンド「シカゴ」の波乱万丈な50年を追ったドキュメンタリー。結成メンバーのギタリスト、テリー・キャスの事故死や、ボーカルのピーター・セテラの突然の脱退などによる度重なるメンバー交代劇など、紆余曲折を経ながらも、バンドを続けてきた「シカゴ」。2016年にはロックの殿堂入りを果たした彼らの半世紀にわたる歴史を数々の代表曲とともに振り返っていく。
本作では、バンドメンバーであるロバート・ラム、ジェイムス・パンコウ、リー・ロックネイン、ダニー・セラフィン、ウォルター・パラゼイダー、テリー・キャス、ピーター・セテラのほか、プロデューサーのデイヴィッド・フォスター、クライヴ・デイヴィスが出演。監督はピーター・パーディーニが務めた。
Package Design & Supplementary Material Compilation TM & (C) 2016 Fisher KlingensteinVentures, LLC. All Rights Reserved.
映画『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー』は、11月22日(金)より、大阪・梅田のテアトル梅田、12月7日(土)より、神戸・新開地の神戸アートビレッジセンター、12月21日(土)より、京都・烏丸の京都シネマで公開。
ビートルズやストーンズに比べれば、決して派手さはない。だが、一度も止まることなく、多人数編成バンドという形を保ち続け、今年で50年の活動期間を持つ”ブラスロックバンド”『シカゴ』。
メンバーチェンジも多く、特段にこのメンバー!と言ったロックスターが在籍するバンドではない…という印象が音楽好きの中でも正直な所ではないのでしょうか?本作は、当時の映像や写真に再現ドラマを交え、メンバーのコメント映像で進んで行くドキュメンタリー作品。
中には元メンバーの取材拒否等もあるのですが、かなり生々しく語られていまして…やはり、大所帯のバンドを長く続けるには色々ある…語られるエピソードの数々はファンにとっては生唾ものオンパレードはもちろん、『シカゴ』のことを良く知らない方でも、この時代を生き抜いてきたバンドらしく、”ロックバンドあるある”が満載。
近年、増えてきた音楽アーティストものの映画の中では硬派な作品にはなりますが、これを期に、ロックの殿堂入りも果たした、偉大なバンド『シカゴ』に触れてみてはいかがでしょうか?ちなみに、スタジオ盤とライブ盤でも、かなり印象の変わるバンドですよ!
from関西キネマ倶楽部
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!