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5年ぶりに冴島雷牙を演じても揺るぎない…!『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』中山麻聖さんと雨宮慶太監督を迎え舞台挨拶開催!

2019年10月6日

2005年のTVシリーズ初放送から今に至るまで多くのファンを魅了している『牙狼(GARO)』シリーズのTVドラマ第4期『-魔戒ノ花-』の劇場版である『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』が10月4日(金)より全国の劇場で公開中。10月6日(日)には、大阪・梅田の梅田ブルク7に中山麻聖さんと雨宮慶太監督を迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』は、雨宮慶太監督による人気特撮アクション「牙狼 GARO」シリーズの劇場版で、2014年に放送されたテレビシリーズ「牙狼 GARO 魔戒ノ花」の主人公・冴島雷牙の新たな物語が描かれる。黄金騎士の家系に生まれ、人の心の闇にすむ魔獣ホラーを狩る日々を送る冴島雷牙は、黄金騎士であることへの使命と重圧、そしていつまでも父が戻らないことへの葛藤を心に抱えていた。一方、人の力になりたいと願うマユリは雷牙のもとで花を育ていた。そんなある日、2人の前に白き仮面の男・白孔(しろく)が現れ、雷牙を襲う。「牙狼 GARO」シリーズ最初の主人公で雷牙の父である冴島鋼牙を演じる小西遼生をはじめ、渡辺裕之、京本政樹らシリーズを彩ってきたキャストが集結する。

 

上映後、中山麻聖さんと雨宮慶太監督が登壇。中山さんにとっては、父親である三田村邦彦さんが長年に渡って関西のTV番組に出演しているため、ご縁をがあり親近感が湧きながらの舞台挨拶となった。

 

牙狼〈GARO〉の冴島雷牙シリーズとしては5年ぶりとなった今作について、雨宮監督は「5年前から台本も出来て準備も出来ていた」と明かし「麻聖君が忙しく、台本を読むのが遅くて」と冗談を言いながらも、感慨深げに話していく。お客さんの反応を伺いながら「ビックリしたシーンが広まるといいな」と語り「内容についてはほぼ言わずに公開まで迎えらえたので、良い状態で皆さんは観られた。俳優部にもネタバレ厳禁で口止めしてました」と告白する。中山さんは、冴島雷牙としてコートの袖を通したのは5年ぶりで「自分の中で雷牙が離れてしまっている不安もあったんですが、実際に袖を通して鏡を見た瞬間に目の前に冴島雷牙がいたので、大丈夫だ」とひと安心。これを受け、雨宮監督は「5年前より大人っぽくなっていますね。いい意味で自信もついて今回の雷牙は鋼牙をぶつけても大河をぶつけても揺るぎない」と信頼を寄せていた。

 

撮影中の中山さんは、現場を大いに楽しんでおり「出演者である前にGAROが好きな人間として、このメンバーが揃ったのは本当にお祭り状態。白いコートが3人集まった瞬間に凄い作品になると皆で話し合いました」と振り返る。最初の1ヶ月は姫路でのロケだったが「京本さんとも食事をしましたし、大河・鋼牙とは監督を交え毎日のように食事をして様々な話をしました」と懐かしんだ。雨宮監督は、苦しい現場を乗り切るために「最終決戦のバトルシーンではナイターを止め、御城や三人が見せる騎士の表情を綺麗に撮る為に日中に撮った」と解説。地方ロケはお昼のみの撮影に限定し「夜は空いており、奇跡的に楽しい時間がとれました」と喜んでおり「アクションシーンは翌日の仕込みも出来ており、台本と絵コンテもある。最終的に、麻聖君と食事の相談をしていました」と明かした。

 

ここで、関西での舞台挨拶ならでは企画として関西弁で決めの台詞を披露していく。「貴様の因果、俺が断ち切る」を関西弁のイントネーションで披露。まずまずの反応を得ながら、さらに作中の本気モードでも演じ切った。

 

最後に、中山さんは「5年間お待たせしました。待って頂いた甲斐がある作品になっているんじゃないかと自負しています。14年の時を経て、冴島家の集大成と云っても過言ではない作品になっています」と伝える。また初めてGAROを観た方に向けても「楽しんで頂ける作品になっているんじゃないかなと思います。過去の作品シリーズを観て頂いて、さらに『-月虹ノ旅人-』に戻って頂いてこれからのGAROに繋げていけたらな」とメッセージを込めていく。雨宮監督は「僕が伝えたい思いは全て映画に入っているので、観て頂ければ僕は満足です。とはいえ、GAROの未来を考えた時、今作の成功が大きな鍵となるので、僕達に力を貸してください」と伝え、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』は、大阪・梅田の梅田ブルク7をはじめ、全国の劇場で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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