不器用で目立たない女子の青春を描く『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』がいよいよ劇場公開!
(C)2018 A24 DISTRIBUTION, LLC
生まれた時からwebサイトやSNSに囲まれて育った“ジェネレーションZ世代“のティーンのリアルな姿を描き出す『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』が、9月20日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は、生まれたときからウェブサイトやSNSが存在する“ジェネレーションZ世代”のティーンたちのリアルな葛藤や恋、家族との関係を描き、全米で評判を集めた青春ドラマ。中学校生活最後の1週間を迎えたケイラは、“クラスで最も無口な子”に選ばれてしまう。待ち受ける高校生活に不安を抱える彼女は、SNSを駆使して不器用な自分を変えようとするが、なかなか上手くいかない。高校生活が始まる前に、憧れの男の子や人気者の女の子たちに近付こうと奮闘するケイラだったが…
本作は、『怪盗グルーのミニオン危機一発』で主要キャラクター・アグネスの声を務めたエルシー・フィッシャーが主演を務め、第76回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた。YouTuber出身という異色の経歴を持つ人気コメディアンで、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』等で俳優としても活躍するボー・バーナムが自身の経験をもとに脚本を執筆し監督を担う。
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映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は、9月20日(金)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田、難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸など全国の劇場で公開。
8年生=中二の頃って、どこの国でもいつの時代でも、こんな感じで変わらないんだな。懐かしくて恥ずかしい気持ちがで一杯になる。もう一度戻りたいような、二度と振り返りたくないような、あの頃の自分を思い出す面映ゆさ。
私は中二の女子だったこともないし、中学校でSNSが当たり前だった世代でもないけれど、この映画の主人公ケイラの日常がめちゃくちゃリアルに描かれていることは、痛いほどと伝わってくる。スクールカーストの底辺にいる自分。クラスのイケてる女の子たちとは、もっと喋りたいし仲間に入りたいし、でもそんなの出来るわけないし。クラスのちょい悪のイケメンに淡い想いを寄せていて、目が合うことすら無いくせに、いつか話をするときのための練習を、部屋で一人でリハーサルしてしまう。なにやってるんだろう、あたし。
ケイラはちょっとぽっちゃり型で、顔にはニキビがたくさんあって、そしてとても頭の良い少女。生まれつきの顔の良さやお金持ちの親なんかより、自分の力でなければ手に入れられない一番大事なものを、実は彼女はもう持っている。自撮りの動画で語りかける相手が本当は誰なのか、パパはなにも言わないけれどきっとわかっていて、ケイラも本当は知っている。そして、ケイラのお父さんが終盤に語る熱い想い。なんて優しくて勇気のあるパパなんだろう、と温かい気持ちが胸にこみあげる。とにかく素敵な作品だ。
fromNZ2.0@エヌゼット
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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