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「クソ女」のまんまじゃ終われない!武正晴監督と脚本家と足立紳さんがタッグ!夏帆さん主演『きばいやんせ!私』がいよいよ劇場公開!

2019年3月2日

(C)2018「きばいやんせ!私」製作委員会

 

日本本土最南端の鹿児島県南大隅町の大自然を背景に、現地に入ったテレビウーマンが取材と地元民との交流を経て、人として大きく成長していく様がユーモアを交えながら描かれる『きばいやんせ!私』が、3月9日(土)より全国の劇場で公開される。

 

映画『きばいやんせ!私』は、鹿児島・肝属郡南大隅町を舞台にしたヒューマンコメディ。東京での生活に疲弊し、将来を見失っていたアナウンサーの貴子は、彼女が幼少期を過ごしたことがある本土最南端の町、鹿児島県南大隅町での取材を命じられる。久しぶりに南大隅町の地に戻ってきた貴子だったが、いやいやながらの仕事は力が入らず、ぞんざいな取材を続けていた。しかし、町を盛り上げるために必死な役場の職員をはじめ、それぞれの立場で懸命に働く町の人びとと触れ合う中で、仕事との向き合い方、人間らしい生き方を考えるようになる。次第に元気を取り戻し始めた貴子は、本気で取材に取り込むようになり、アナウンサーとしてこの町の文化をしっかりと伝えることへのモチベーションを高めていく…

 

本作では、『百円の恋』『嘘八百』の武正晴監督と脚本家の足立紳さんが再びタッグを組み、『海街diary』『友罪』など話題作への出演が続く夏帆さんが主人公の貴子を演じた。

 

映画『きばいやんせ!私』は、3月9日(土)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田、東大阪の布施ラインシネマ、京都・桂川のイオンシネマ京都桂川をはじめ、全国の劇場で公開。

武正晴監督と脚本家の足立紳さんという『百円の恋』のタッグが本土最南端の地で映画を撮る…おもしろそうなことが起きる気しかしないと思わせる作品。

 

いわゆる”地方映画”作品ではあるのだが、地方映画における駄目なポイントを痛烈に批判した作品でもある。物語の黄金律に沿ったお決まりの展開にならないように十分な工夫がされていた。だからこそ、夏帆さん、太賀さん、岡山天音さんといった現在活躍している俳優達の本気度が伺える作品として構成されている。

 

タイトルにある「きばいやんせ」とは、鹿児島弁で「がんばれ」の意味。関西人なら「きばる」と使うだろうか。「きばる」は関西弁だと思っていたが「気張る」として「いきごむ、勇み立つ、がんばる」の意味がある標準語である。つまり、本土最南端の地である鹿児島県南大隅町を全国に向けて発信するために最適なタイトルである作品が誕生した。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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