Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

リチャード・ギアが自称フィクサーを演じるブラックコメディ『嘘はフィクサーのはじまり』がいよいよ全国の劇場で公開!

2018年10月26日

(C)2017 Oppenheimer Strategies, LLC. All Rights Reserved.

 

口八丁手八丁で政治の世界を裏で動かすフィクサーになった男が、勝手な忖度を繰り返したあげく、世界情勢の危機を招いてしまう『嘘はフィクサーのはじまり』が全国の劇場で10月27日(土)より公開される。

 

映画『嘘はフィクサーのはじまり』は、自称フィクサーの男が、国際的な大騒動を巻き起こす姿を描いたブラックコメディ。自身をフィクサーと称するノーマンは、小さな嘘の数々を積み重ね、人脈を広げてきた。ある日、ノーマンが偶然を装い高価な革靴をプレゼントすることに成功したイスラエルのカリスマ政治家エシェルが、3年後に首相に就任した。首相となったエシェルとの再会にこぎつけたノーマンは、「首相のお墨付き」という武器を利用して暗躍を始めるが……

 

本作では、ノーマン役をリチャード・ギア、『運命は踊る』のイスラエル人俳優リオル・アシュケナージが首相役を演じるほか、マイケル・シーン、スティーブ・ブシェーミ、シャルロット・ゲンズブールらが脇を固める。監督は『ボーフォート レバノンからの撤退』『フットノート』がアカデミー外国語映画賞にノミネートされたヨセフ・シダー。2016年のリオデジャネイロ五輪閉会式で「君が代」のアレンジを手がけた三宅純さんが音楽を担当。

 

映画『嘘はフィクサーのはじまり』は、10月27日(土)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田、京都・烏丸の京都シネマで公開。また、11月10日(土)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸でも公開。

フィクサーとは、仲介者、調停者、事件をもみ消したり裏取引をする人を指す。小さな嘘を積み重ねて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで思い切ったことをしてみれば、数年後にフィクサーになってしまう。なんとも有り得ない話であるが、世の中には、そんな人も中にはいるだろうか。しかも、この作品に、「忖度」というキーワードを繋げてしまうとは…本来の意味は、相手の気持ちを考えるという意味ではあったが、昨今は、上役などの意向を推し量る、という特殊な意味にもなっている。ある種、本作の展開にも当てはまる言葉ともいえるかもしれない。アメリカ社会の中で、成り上がっていくためには必要なことかもしれないが、ちょっと間違えれば、とんでもないことになっていく。なんともコワいブラックコメディに仕上がった一作。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts