全身麻痺となった男が希望を取り戻し人生を謳歌する…!『ブレス しあわせの呼吸』いよいよ公開!
(C)2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
1950年代に、難病により全身麻痺となった男が、妻や友人らの後押しを得て困難を克服し、人生を謳歌していく姿を描く『ブレス しあわせの呼吸』が、いよいよ9月7日(金)より公開される。
映画『ブレス しあわせの呼吸』は、1950年代に、全身マヒという重篤な状態で余命宣告を受けた男性が、家族とともに笑顔に満ちた幸せな人生を送った実話を描いたヒューマンドラマ。運命の恋に落ち、祝福されて結婚したロビンとダイアナ。しかし1959年、出張先のナイロビでポリオに感染したロビンは、首から下が動かなくなり、人工呼吸器がなければ息もできない状態になってしまう。イギリスに戻り、息子が生まれるも絶望の日々を送るロビン。病院を出たいと望むロビンのために、ダイアナは自宅で看病する決意をするが、そのことがロビンの運命を大きく変えていく…
本作は、『ブリジット・ジョーンズの日記』などを手がけた映画プロデューサーのジョナサン・カベンデュッシュが、自身の両親の実話を自らの製作の下で映画化。『ロード・オブ・ザ・リング』『猿の惑星』シリーズで知られるイギリスの名優アンディ・サーキスの長編初監督作となる。ロビン役は『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールド、ダイアナ役はテレビシリーズ『ザ・クラウン』のクレア・フォイ。家族を見守る仲間たちには『プライドと偏見』のトム・ホランダーや、『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィルが出演。
映画『ブレス しあわせの呼吸』は、9月7日(金)大阪・梅田のシネ・リーブル梅田他全国ロードショー!
(C)2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
運命の人と出会い、幸せな結婚生活を送っていたら、重病を患い余命宣告を受ける…自分だったらどこまで未来に希望が持てるだろうか。いや、ほんの少しの光が見えたら、少しでも未来を楽しみに過ごしていけるかどうか、わからないものだ。そんな時、頼れる人が少しでもいればどれほど幸せなことだろう。ちょっとしたことがきっかけで少しでも長生きできるならどれだけ幸せなことか。
どんな苦しみが待ち構えていても、前向きに積極的に人生を謳歌した主人公、ロビンの姿にはグッとくるものばかりだ。そんな父親の姿を生まれた時からずっと見てきた息子のジョナサンがどれほどの長年の思いを持ち続け、ようやく映画化するに至ったか。その思いを存分に受けながら、ロビンの姿をじっくりと見続けていたい作品だ。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!