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韓国民主化のきっかけとなった警察による大学生拷問致死事件を描く『1987、ある闘いの真実』いよいよ公開!

2018年9月5日

(C)2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED

 

1987年の軍事政権下にあった韓国で1人の大学生の死をきっかけに民主化への動きが加速した韓国社会の時代のうねりを描く『1987、ある闘いの真実』が9月8日(土)より公開される。

 

映画『1987、ある闘いの真実』は、韓国民主化闘争の実話を描いた社会派ドラマ。1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。南営洞警察のパク所長は北分子を徹底的に排除するべく、取り調べを日ごとに激化させていた。そんな中、行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡してしまう。警察は隠蔽のため遺体の火葬を申請するが、違和感を抱いたチェ検事は検死解剖を命じ、拷問致死だったことが判明。さらに、政府が取り調べ担当刑事2人の逮捕だけで事件を終わらせようとしていることに気づいた新聞記者や刑務所看守らは、真実を公表するべく奔走する。また、殺された大学生の仲間たちも立ち上がり、事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へと展開していく…

 

本作では、『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナンが監督、パク所長を『チェイサー』のキム・ユンソク、チェ検事を『』のハ・ジョンウ、学生デモに立ち上がる大学生を『華麗なるリベンジ』のカン・ドンウォンと豪華キャストが共演。

 

映画『1987、ある闘いの真実』は、9月8日(土)より、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋と京都・烏丸の京都シネマで公開。また、また、10月27日(土)から神戸・元町の元町映画館で、尼崎・塚口の塚口サンサン劇場でも近日公開予定。

今春公開された『タクシー運転⼿ 約束は海を越えて』の舞台となった、韓国で1980年に起きた「光州事件」の7年後、ソウル・オリンピックの前年にこんなことがあったなんて、本作で初めて知った。当時の私は4,5歳で、勿論知る由もない。『タクシー運転⼿ 約束は海を越えて』によって、つい最近まで韓国は軍事政権であり、民主主義ではなかったことを知っていった。

本作は、個性豊かな登場人物がそれぞれの正義心を以て、大学生拷問致死事件の真相を世に知らしめるために奔走していく姿を描く。『タクシー運転⼿ 約束は海を越えて』にある一種の楽しさやアクションが繰り広げられるわけではない。あくまで、一人一人の力が繋がって、最終的に国民を動かしていくかが描かれる。まさに骨太な社会派ドラマだ。

まさに渾身の一作といえる本作には、日本で最近公開され話題を呼んだ韓国映画の俳優や女優がここぞとばかりに出演している。その豪華さには恐れ入った。キャスト達が出演したいと思わせた物語の力、見事に作り上げたチャン・ジュナン監督に拍手を送りたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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