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あの時代に戻れ!日本版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がここに…!『明日にかける橋 1989年の想い出』がいよいよ関西の劇場で公開!

2018年8月10日

(C)「明日にかける橋」フィルムパートナーズ

 

静岡・袋井市で毎年行われる花火大会「ふくろい遠州の花火」を舞台に描かれるヒューマンドラマ『明日にかける橋 1989年の想い出』が8月11日(土)より大阪・梅田のテアトル梅田で公開される。

 

映画『明日にかける橋 1989年の想い出』は、日本最大級の規模を誇る静岡県の袋井花火大会を舞台に、バブル最盛期にタイムスリップして家族の幸せを取り戻すべく奔走する女性を描いたヒューマンドラマ。田舎町で暮らす30代のOLみゆき。彼女の家族は弟の健太が交通事故で他界したことをきっかけに崩壊し、現在はみゆきが両親を支えて働く日々を送っていた。2010年の夏のある日、「夢がかなう」という明日橋を渡ったみゆきは、弟が死んだ1989年にタイムスリップしてしまう。若き日の両親や元気な弟、そしてかつての自分自身に会ったみゆきは、この時代で弟を救えば未来の家族を幸せにできるかもしれないと考えるが、その先には様々な困難が待ち受けていた…

 

本作では、みゆきを鈴木杏さんが演じ、板尾創路さんと田中美里さんがみゆきの両親に扮する。また、みゆきを励ます謎の老人役で宝田明さんが出演。『向日葵の丘1983 年・夏』『朝日のあたる家』『青い青い空』の太田隆文さんが監督を務める。

 

映画『明日にかける橋 1989年の想い出』は、8月11日(土)より、大阪・梅田のテアトル梅田で公開。

平成最後の夏に本作は公開となった。かつての隆盛と崩壊を振り返っていくような本作の序盤。私が幼かった頃を振り返るように観ることが出来た。次第に押し寄せてくる悲壮感は何とも言い難いものがある。その後の、1989年へのタイムスリップには、古き時代への憧れも描かれていく。1980年代末期にはあって、2010年代初頭にはないもの、それに気づいた時、かつての時代に居続けたいと思うだろうか、改めて問いたい。

物語は、様々な困難を乗り越えながらも、未来を変えようとする。その見せ方には秀逸さを感じた。”今年、一番泣ける映画。ラストは涙と感動の連続!”とまで謳われているが、確かにジーンとクるものを感じた。藤田朋子さんと宝田明さんの名演には拍手を送りたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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