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まつきあゆむさんとの楽曲制作秘話明かす!『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』舞台挨拶開催!

2018年7月28日

うまく言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲となじめずにいる志乃と、音楽好きだが音痴な加代の交流を描いた『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が関西の劇場で公開中。7月28日(土)には、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で、湯浅弘章監督とプロデューサーの田坂公章さんと伊達毅さんを迎えて舞台挨拶が開催された。

 

映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は、漫画家の押見修造さんが実体験をもとに描いた同名コミックを実写映画化した青春ドラマ。上手く言葉を話せないために周囲となじめずにいた高校1年生の大島志乃は、同級生の岡崎加代と校舎裏で出会ったことをきっかけに、彼女と一緒に過ごすように。コンプレックスから周囲と距離を置き卑屈になっていた志乃だが、加代にバンドを組もうと誘われて少しずつ変わっていく。やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が強引にバンドに加入することになり……

 

本作のメガホンを取ったのは、今作が長編商業映画デビュー作となる湯浅弘章さん。これまで林海象監督や押井守監督のもとで助監督を務めてきた。これまでに押井監督が総監修を担当したオムニバス映画『真・女立喰師列伝』の一編「草間のささやき 氷苺の玖実」で商業映画デビューを果たし、TVドラマやCM・MV等で数多くの作品を手掛けている。また、『百円の恋』の足立紳さんが脚本を手がけた。『』に出演した南沙良さんが志乃、『』に参加した蒔田彩珠さんが加代を演じる。また、萩原利久、蒼波純、渡辺哲、山田キヌヲ、奥貫薫らが共演に名を連ねた。

 

上映後に湯浅弘章監督とプロデューサーの田坂公章さんと伊達毅さんが登壇。湯浅監督は、前日に伊達さんから予約状況を聞き、ドキドキしていたが「こんなに入って頂き、本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。伊達さんは湯浅監督に撮影を促し、志乃の歌唱指導や佳代のギター指導等を担い、制作した作品のクオリティを高めていく立場、田坂さんは、資金を調達しながら、志乃の吃音を担当した立場であることを紹介しながら挨拶を行った。

 

本作の音楽について、湯浅監督は「まつきあゆむさんに楽曲を作って頂いた。当初、少女漫画に端を発した青春漫画の映画らしい音を作って頂いた。そこで、音数を減らし、感情に寄り添った音にしていこうという方向性をつくってから音を作っていった」と振り返る。加代が歌う楽曲「魔法」については「まつきさんと、どういう曲が良いか話し合った。僕はOASIS等が好きで『Don’t look back in anger』のような曲の方向性で作ってほしいと伝えた」と明かす。これを受け、伊達さんは「5回ぐらい直した。元々の歌詞は原作にあるが、アレンジしてもよいと伝えたら、意外と新しく選んでもらった言葉がしっくりこなかった。原作と同じにして伴奏をどうするかと話を変えていった」とフォローする。

 

なお、SNS上では、エンディングに何故「魔法」のしのかよヴァージョンを入れなかったのか、と質問を受けることがあり、湯浅監督は「最後のシーンは、原作漫画とは異なる。エンドロールで歌ってしまうとストーリーが違ってしまう」と応える。時間の都合上、ここで舞台挨拶は締め括られたが、終了後にはオフィシャルブックのサイン会が開催され、お客さんはそれぞれ思い思いに感想を伝えていた。

 

映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開中。なお、8月18日(土)より京都・烏丸の京都シネマでも公開。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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