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不倫騒動に巻き込まれた女性をモノクローム映像で描くキム・ミニ×ホン・サンスによる『それから』いよいよ劇場公開!

2018年6月8日

(C)2017 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

 

小さな出版社に勤めることになった女性が、社長とその妻と愛人との間で起こる騒動に巻き込まれる人間ドラマ『それから』が関西の劇場で6月9日(土)より公開される。

 

本作は、『3人のアンヌ』『自由が丘で』のホン・サンス監督が『お嬢さん』のキム・ミニを主演に迎え制作。共演に『隠された時間』のクォン・ヘヒョ、『ひと夏のファンタジア』のキム・セビョク、『技術者たち』のチョ・ユニが名を連ねる。

 

映画『それから』は、出版社で働く女性が社長の愛人と間違えられたことから起こる騒動を美しいモノクロ映像でユーモラスにつづった人間ドラマ。小さな出版社で働きはじめた女性アルム。社長は妻に浮気を疑われており、アルムの出社初日に社長夫人がやって来て彼女を夫の愛人だと決めつける。その夜、社長の本当の愛人である前任者がひょっこり戻ってきたことから、事態は思わぬ方向へ転がっていく…

 

映画『それから』は、6月9日(土)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で公開。また、7月7日(土)から京都・烏丸の京都シネマ、7月28日(土)からシネ・リーブル神戸で公開。なお、キム・ミニさんとホン・サンス監督による『夜の浜辺でひとり』、『正しい日 間違えた日』、『クレアのカメラ』が今夏に続々と公開。

不倫に関する作品は、倫理的に男性が悪い作品が圧倒的に多い。本作でも勿論だが、さらに不倫相手の女性も本作では酷い。そんな騒動に巻き込まれる主人公の立場って一体…というストーリーではある。男女の性格がこれほどまでに違うと明確されればされるほど、本作のおもしろさが滲み出てくる。男性は薄っぺらい優しさとどうしようもない後悔。何があろうとも強く生きていこうとする女性。韓国映画でも感情表現を絶妙に描いた秀作はいくらでもあるのだ。

また、本作は全編通してモノクローム映像で描かれる。余計な情報をはぎ落して、登場人物達に注目させる。当時に、明暗のコントラストを明確しながらも絶妙なバランスで光彩を与えている。昭和の白黒映画で見せる日本の映画に勝るとも劣らない出来上がりの一作である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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