『星くず兄弟の新たな伝説』の手塚眞監督作品特集上映&ワークショップ開催!
1985年に公開された伝説のカルト映画『星くず兄弟の伝説』が30余年の歳月を経て、続編となる『星くず兄弟の新たな伝説』が1月に公開された手塚眞監督の足跡を辿り直す特集上映とワークショップが大阪・神戸で開催される。
「ヴィジュアリストの伝説 映像の魔術師手塚眞」と題した特集上映では、『UNK』『HIGH-SCHOOL-TERROR』等のPFF入選作から、学生映画の枠を超えてエポックメイキングとなった話題作『MOMENT』、ライフワークであるThe Elementsシリーズを含む8mm・16mm作品、幻と言われてきた『SPh』を数十年ぶりに上映。また、30年間作り続けられている『惑星TEトLA』を手塚監督自身による一夜限りのパフォーマンス上映も実施。フィルムか らデジタルに及ぶ豪華全13作品を、神戸・元町の元町映画館と大阪・中崎町のプラネット・プラス・ワンで2日間に渡って上映 し、両日共に手塚監督が来場予定。上映後、当時の制作背景か ら作品の変遷までを語る。
上映作品は以下の通り。
4月14日(土)@元町映画館
『PRELUDE』(1988年/16mm/13分)
『MODEL』(1987年/16mm/8分)
『燐』(1993年/16mm/5分)
『妄繋空花之狂』(1989年/16mm/8分)
『SPh』(1983年/16mm/60分)
『MIRAGES』(2010年/DV/20分)
『OKUAGA』(2017年/HD/20分)
4月15日(日)@プラネット・プラス・ワン
『UNK』(1979年/8mm/15分)
『HIGH-SCHOOL-TERROR』(1979年/8mm/6分)
『MOMENT』(1981年/8mm/75分)
『惑星TEトLA』(1985―2018年/8mm/110分予定)
また、4月15日(日)には、プラネット・プラス・ワンで「ヴィジュアリストの映画術」と題したワークショップを開催。「映画とは映像の芸術である」と語る手塚監督が、映画の美しさや映像の豊かさ等、ヴィジュアリストならではの “映画秘術“についてテーマ論を考察しながら紐解く。実際に手塚監督が参加者の前で映画を制作し、撮影から編集・上映まで、映像の魔術師とよばれる手塚眞監督の秘儀を余すところなく参加者に伝えていく。
特集上映「ヴィジュアリストの伝説 映像の魔術師手塚眞」は、4月14日(土)に神戸・元町の元町映画館で、4月15日(日)に大阪・中崎町のプラネット・プラス・ワンで開催。ワークショップ「ヴィジュアリストの映画術」は4月15日(日)11:00からプラネット・プラス・ワンで開催、「シネアスト・オーガニゼーション大阪」公式サイトから申し込みが可能となっている。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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