京都みなみ会館、超大怪獣大特撮大全集SDX PART.1 2017年1月より開催決定!
京都・東寺の京都みなみ会館で、2017年1月より怪獣特撮映画毎月上映企画「超大怪獣大特撮大全集SDX PART.1 」が行われる。2017年1月は1954年公開の『ゴジラ』のデジタルリマスター版が上映される。
「大怪獣大特撮大全集」は、2014年にみなみ会館が誕生した1964年から50周年を迎えると共に、ゴジラ誕生60周年を迎えたことを受け、日本怪獣特撮映画誕生60周年を記念し、毎月怪獣特撮映画を上映し続けてきた企画。昨年末には、上映作品が100作品にもなった。
2017年を迎えても、その勢いは収まらず。今年は、1年を3シーズン(1~4月、5~8月、9~12月)に分け、長編、短編織り交ぜて怪獣特撮映画が毎月連続上映される。
現在発表されているPART.1の上映作品は以下の通り。
1月28日(土)、29日(日)
『ゴジラ』(1954年)デジタルリマスター版(2014年)+短編作品の覆面上映あり!
2月25日(土)、26日(日)
『怪獣大戦争』(1965年)+短編作品の覆面上映あり!
3月18日(土)、19日(日)
『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年)+短編作品の覆面上映あり!
4月15日(土)、16日(日)
『ゴジラ電撃大作戦』[怪獣総進撃]改題(1968年[1972年])+短編作品の覆面上映あり!
4月29日(土)オールナイト
「大特撮スペクタクルナイト」
『世界大戦争』(1961年)
『日本沈没』(1973年)
『東京湾炎上』(1975年)
「超大怪獣大特撮大全集SDX PART.1 」は1月28日(土)より毎月開催。当日鑑賞料金は1,800円均一(オールナイト上映は3,500円均一)。また、全プログラムパス(オールナイト含む)が10,700円で販売中となっている。なお、1月27日(金)までは京都みなみ会館でも『シン・ゴジラ』が絶賛上映中である。
今年も変わらずに怪獣特撮映画を上映してくれる京都みなみ会館。関西の特撮好きが集まるイベントとして継続されていることがうれしい限り。筆者は、生まれて初めて映画館で鑑賞した映画が『ゴジラVSビオランテ』だった。毎年公開されていたゴジラ映画を、当時はゴジラが闘っているのを観るだけでも楽しんでいたものだ。大人になって改めて鑑賞してみると、人間側のドラマに良いものがあることに気づいたり、使われている科学技術に理系としての感覚が敏感になったりできるものだ。平成ゴジラ作品が上映されるシーズンにはTVで過去作品が放送されよく観ていたものだが、それが映画館の大スクリーンで鑑賞できるのはありがたい。当時の35mmプリントフィルムで上映されるので多少なりとも劣化はあるものだが、それも一つの味あるものとして楽しみたい。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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