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『サスペリア』『悪魔のいけにえ』爆音ホラーナイト@クラブクアトロ開催

2017年1月25日

大阪市北区にあるライブハウス「梅田クラブクアトロ」で2月2日(木)・3日(金)に『サスペリア』『悪魔のいけにえ』を上映する「爆音ホラーナイト@クラブクアトロ」が開催される。

2008年に東京・吉祥寺で生まれ、現在では国内の各地で年間を通じて開催されている「爆音上映&爆音映画祭」。今回は梅田クアトロ初の映画作品の爆音上映が行われる。これまでの爆音上映作品からセレクトした人気作品『サスペリア』と『悪魔のいけにえ<公開40周年記念版>』をライブハウスならではの贅を尽くしたサウンドと臨場感を究めた環境で体験できる。

『サスペリア』は、1977年のイタリアン・ホラー映画の金字塔と呼ばれる作品。アメリカよりやって来たバレリーナの身に起こる数々の恐怖の出来事をサーカム・サウンド(立体音響方式)で描くホラー映画。プログレッシブ・ロックグループのゴブリンによる音楽が5分間に1回恐怖の超音波として直撃してくる…

『悪魔のいけにえ』<公開40周年記念版>は、殺人鬼レザーフェイスの恐怖を描いたホラー映画の金字塔。アメリカのウィスコンシン州で実際に起こった残忍な殺人事件をもとに、旅行中の若者たちがテキサスの片田舎で殺人鬼に襲われる様を描いた。サリー、ジュリー、フランクリン、カーク、パムの5人組は、夏休みを利用してドライブ旅行に出かけ、その途中でヒッチハイクをしていた男を車に乗せる。しかし、男はナイフで自らを傷つけるといった行動を繰り返し、異常を感じた5人は男を車から追い出す。やがて一軒の洋館を見つけた5人は、その家に立ち寄るが……。1974年に製作され、日本では1975年に初公開。2015年、日本公開から40年を記念した「40周年記念版」がブルーレイ発売&劇場公開された。トビー・フーバー監督自身の監修によってリマスターされ、鮮やかに、さらに凶暴に甦る。

爆音ホラーナイト@クラブクアトロ2月2日(木)に『サスペリア』が、2月3日(金)に『悪魔のいけにえ』が爆音上映される。両日共に19時開場19時半上映開始。前売1,800円(チケットぴあ、ローソンチケット、e+、クアトロ店頭で発売中)、当日2,000円、2日間通し券は3000円となっている。入場時にドリンク代が別途500円必要。整理番号付きで着席にて鑑賞できる予定。

かつては「梅田ピカデリー」という映画館だったライブハウスで映画を上映するのなら、それはさぞ音響は良いものだ。しかも爆音上映だ。映画用の音響セッティングではなく、”音楽ライブ”用のセッティングで上映する。しかし単に音を大きくするのではない。どの映画がこの”爆音”にふさわしいのか見極め、その映画にとって最適な音は何かを考えぬいた上でセッティングされた上映というわけだ。それを梅田クラブクアトロで開催するなんて、最高の映画体験といっても過言ではない。しかもホラー映画の金字塔と称される作品を上映する。キリキリした高音や轟音が目の前に押し寄せてくる。まさに映画のライブ鑑賞ともいえる。極上の一夜を過ごしてみてはいかがだろうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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