イ・ビョンホン×キム・ユンソクW主演!1636年の丙子の役での朝鮮王朝の運命を描く『天命の城』いよいよ公開!
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1636年に清の大軍に侵攻された朝鮮王朝で、国家存亡の危機に立ち向かう男たちの47日間の闘いを熱く描く『天命の城』が6月22日(金)より公開される。
本作は、イ・ビョンホンとキム・ユンソクが主演を務め、坂本龍一が初めて韓国映画で音楽を担当した歴史大作。韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を『怪しい彼女』『トガニ 幼き瞳の告発』のファン・ドンヒョク監督が映画化。
映画『天命の城』は、1936年に起こった「丙子の役」を題材を題材とした作品。朝鮮に侵入した清の攻撃を避け、王と朝廷は南漢山城へと逃げ込んだ。冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せ、外へ出ることも攻撃することもできない絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語が描かれる…清に和睦交渉し、百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役をイ・ビョンホン、清と戦い、大義を守るべきと主張する礼曹大臣キム・サンホン役をキム・ユンソクが演じるほか、国王・仁祖役をパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役をコ・スがそれぞれ演じる。
映画『天命の城』は、6月22日(金)より大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマで公開。また、7月6日(金)から京都のMOVIX京都、7月28日(土)から神戸・元町の元町映画館でも公開。
1636年の朝鮮王朝、清に襲来されたのなら到底勝ち目はなしに等しい。そんな状況下において、如何にして多くの民を救うことが出来るのか。吏曹大臣チェ・ミョンギルは徹底して民の命を守るべく動いていく。その姿には大いなる儀が貫かれていた。朝鮮ではそもそも儒教の教えが大事にされているが故、それがベースとなっていることは間違いない。たとえ王の立場が危うくなろうとも、最良の決断はどこにあるのか。皆が分かっていようとも決断することは難しい。儀を貫くことの重大さをヒシヒシと感じながら、かつての朝鮮王朝がどのような道を辿ったのか、その変遷を知るに相応しい一作である。
- キネ坊主
- 映画ライター
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