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シリア内戦の惨状捉えたドキュメンタリー『ラッカは静かに虐殺されている』がいよいよ関西の劇場で公開!

2018年5月18日

(C)2017 A&E Television Networks, LLC | Our Time Projects, LLC

 

戦闘が激化し混迷を極めるシリア内戦の実態を発信する市民たちを捉えたドキュメンタリー『ラッカは静かに虐殺されている』が京阪神の劇場で5月19日(土)より公開される。

 

本作は、『カルテル・ランド』で第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたマシュー・ハイネマンが監督。また『「闇」へ』で第80回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したアレックス・ギブニーが製作総指揮を担当した。

 

映画『ラッカは静かに虐殺されている』は、5年間での死亡者が43万人にものぼる戦後史上最悪の人道危機と言われるシリア内戦に肉薄したドキュメンタリー。シリア北部の街ラッカを過激思想と武力で勢力を拡大するイスラム国(IS)が制圧し、ラッカの街はISの首都とされた。かつては天国と呼ばれ、穏やかだった街は爆撃により廃墟と化し、残忍な公開処刑が日夜繰り返されていく。匿名の市民によって結成されたジャーナリスト集団「RBSS」(Raqqa is Being Slaughtered Silently=ラッカは静かに虐殺されている)は、海外メディアも報じることができないこの惨状を国際社会に伝えるべく、スマホを武器に街が直面している現実を次々とSNSに投稿。そのショッキングな映像に世界が騒然となったが、RBSSの発信力に脅威を感じたISはRBSSメンバーの暗殺計画に乗り出す…

 

映画『ラッカは静かに虐殺されている』は、5月19日(土)から大阪・十三の第七藝術劇場シアターセブン、京都・出町柳の出町座で公開。また、7月7日(土)から神戸・元町の元町映画館で公開予定。

アサド政権からの弾圧を受けていたが、「アラブの春」によってようやく解放され自由を得たと思ったら、ISによる弾圧を受けたシリア。ラッカは、かつて「ユーフラテス川の花嫁」と呼ばれるほど美しかった街であったのに、ISの首都にされ、これほどまでに一変するとは。日本国内の報道でも目にするようになったISがこれほどまでに残酷なことをしているのは伝える作品はこれまであっただろうか。『カルテル・ランド』のマシュー・ハイネマン監督が、RBSSに入り込んで撮影することは危険と隣り合わせ。いつ自身も命を狙われてもおかしくない状況下で、RBSSメンバーの安全を脅かさないようにするのは大変だったことだろう。ISとRBSSは動画やSNSを中心としたメディア戦争を繰り広げながらも、RBSSは、一般メディアの前に出て、惨状を世界に訴えていく。その姿を微力ながらも応援したい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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