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周りに流されて生きてきた3人の女性が金の密輸で人生をやり直すエンタテインメント『マジカル・シークレット・ツアー』がいよいよ劇場公開!

2026年6月16日

©2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会

 

一見すると犯罪とは無縁の3人が、偶然の出会いをきっかけに絆を深めていき、人生をやり直そうと罪に手を染める様子を、シンガポールで撮影した風景を交えて描く『マジカル・シークレット・ツアー』が6月19日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『マジカル・シークレット・ツアー』は、周りに流されて生きてきた3人の女性が金の密輸を通して絆を深め、それぞれの人生を取り戻していく姿を描いたクライムドラマ。2児の母として平穏な日常を送っていた和歌子は、夫が横領により会社を解雇されたことを知る。夫の借金を返済するため、シンガポールで金の密輸に加担することになった彼女は、奨学金の返済に追われる非正規雇用の研究員である清恵と、貯金ゼロの未婚の妊婦である麻由と出会う。密輸を成功させ味をしめた3人は、自分たちで密輸を始めることにする。お金と自由、そして自分らしく生きる喜びを初めて手に入れ、魔法のような時間を過ごす3人だったが…

 

本作では、『ミセス・ノイズィ』の天野千尋監督が、2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕されたという実在の事件に着想を得て、『佐藤さんと佐藤さん』でも組んだ熊谷まどかと共同でオリジナル脚本を執筆。シンガポールで大規模なロケを敢行し、煌びやかで危うい金密輸の旅路を描き出す。夫の横領を知った2児の母である和歌子を有村架純さん、借金を抱える研究員の清恵を黒木華さん、未婚の妊婦である麻由を南沙良さんが演じ、和歌子の夫である高志役で塩野瑛久さん、清恵の同僚である椎名役で青木柚さん、高志の上司である田ノ上役で斎藤工さんが共演した。

 

©2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会

 

映画『マジカル・シークレット・ツアー』は、6月19日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸kino cinema 神戸国際等で公開。

ひょっとしたら、自分にもできちゃうかもしれない、多少なりともリスクはあるけれど…と思ってしまうような犯罪が映画の中で描かれることは意外と多くある。本作の場合、犯罪とは無縁に思われる女性3人が、金の密輸に手を出してしまった有様を描いていく。1人は、どこにでいるような子育て中の主婦。1人は、うだつが上がらない研究職の女性。1人は、貯金がない未婚の妊婦。普通に暮らしているとお互いに遭遇し合わないような間柄であるが、多少なりとも困窮してしまった際に”闇バイト”的な仕事に手を出してしまったことで出会ってしまったのだ。劇中で描かれる2017年当時、金の密輸に関するリスクについては、そんなものなの?と拍子抜けしてしまう。いや、拍子抜けしてしまう描かれた方をしている為だが、受けとめ方は観る方次第だろうか。しかし、金の密輸は、トントン拍子に上手くいってしまうのだから、恐ろしい。とはいえ、ずっと上手くいかないが、物語の妙であり、現実である。そこからは”文字通り”フルスロットルで突き進んでいくのだから、おもしろい。彼女達は最終的にどのような顛末を迎えるのかしっかりと観てほしい限りだ。それにしても、この3人の女性を演じているのは、有村架純さんと黒木華さんと南沙良さん。三者三様でぶっ飛んだ役を演じているが、特に今年公開されている作品で立て続けにぶっ飛んだ役を演じ続けている南沙良さんの変貌ぶりには要注目だ。そして、『ミセス・ノイズィ』『佐藤さんと佐藤さん』によって良作を手掛けていることが知られるようになった天野千尋監督の作品は今後も要注目しかない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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