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ある事件のために北海道へ向かう皆実と心太朗の物語を描く『映画ラストマン -FIRST LOVE-』がいよいよ劇場公開!

2025年12月22日

©2025映画「ラストマン」製作委員会

 

全盲のFBI捜査官と、彼のアテンドを任された捜査一課の刑事が、実の兄弟であるという真実を知ってから2年後、北海道で再びバディを組むことになる『映画ラストマン -FIRST LOVE-』が12月24日(水)より全国の劇場で公開される。

 

映画ラストマン -FIRST LOVE-』は、福山雅治さん演じる全盲のFBI捜査官と大泉洋さん演じる孤高の刑事がバディを組み、数々の難事件に挑む姿を描いた2023年放送のテレビドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」の続編となる映画版。過去のある事件がきっかけで両目の視力を失いながらも、どんな事件も必ず最後には解決に導くことから、「ラストマン」と呼ばれて活躍してきたFBI特別捜査官の皆実広見。交換研修のため警視庁にやって来た彼のアテンド役を任されたのは、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事である護道心太朗だった。数々の難事件を解決し無敵のバディとなった2人は、やがて自分たちが実の兄弟であるという衝撃の真実を知り、さらに深い絆で結ばれるが、皆実は研修を終えアメリカへ戻った。2年後、再び日本を訪れた皆実と彼に呼び出された心太朗は、ある事件のため北海道へ向かう。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人であるナギサ・イワノワだった。事件に巻き込まれ謎の組織に追われている彼女を守るため再びタッグを組んだ皆実と心太朗は、FBI、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が潜んでいた。共演には永瀬廉さん、今田美桜さん、木村多江さん、吉田羊さん、上川隆也さんらテレビドラマ版のメンバーに加え、事件の鍵を握るナギサ・イワノワ役で宮沢りえさんが出演。

 

©2025映画「ラストマン」製作委員会

 

映画ラストマン -FIRST LOVE-』は、12月24日(水)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮の kino cinema 神戸国際等で公開。

テレビドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」が放送されてから、もう2年半も経っていた。肩書も性格も異なる2人が力を合わせ、無敵のバディとなり事件を解決していく痛快な作品の続きは、ドラマのファンなら待望していただろう。そして、遂に今回の映画化である。ドラマの続きであるため、バディとして成立している中で、強大で無慈悲な敵を前にして、どこまで追い込んでいくことが出来るのか、必見の作品だ。さらに、今回の映画では、新たにFBIから派遣されたクライド・ユンの存在によって、組織間の関係性をおもしろくさせていく。そして、謎の組織に狙われてしまうのは、ロシアで衛星自動監視システムを開発した天才的なエンジニア。2020年代における現代的なターゲットが設定されているのは興味深い。だが、ターゲットの真相が判明した時には否が応でも驚かれてしまった。数々のドラマや映画の脚本を手掛けてきた黒岩勉さんが、ここまで趣向を凝らしてくるとは畏れ入るばかり。それでもなお、痛快な作品として仕上げているのだから、本作の仕上がりを信頼して劇場に臨んでみてはいかがでしょうか。なお、既に話題となっているのが、本作の主題歌。事前に試写で観た際に驚いてしまった。ドラマでは、神はサイコロを振らない、による挿入歌。映画になると福山雅治さんが担うことは納得できる。だが、途中から、あのハイトーンボイスが聴こえてきて…稲葉浩志さん!?以前、対談をされたことはあるが、遂にフィーチャリングでされるとは…最後にこの2人の声を劇場で聴くだけでも十分に価値のある作品だ。今年最後に劇場で最後の最後まで痛快で盛り上がれる作品を鑑賞して1年を締め括ってみてはいかがでしょうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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