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一家でバカンス中の“裏の顔”を持つ男が汚職警官とのトラブルをきっかけに巨悪組織と対峙する『Mr.ノーバディ2』がいよいよ劇場公開!

2025年10月21日

©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

一流の殺し屋の顔を持つさえない男が家族関係を修復するために訪れたリゾート地で、組織と保安官とのトラブルに巻きこまれる『Mr.ノーバディ2』が10月24日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『Mr.ノーバディ2』は、一見するとごく平凡で何者でもない中年男が、実は一流の殺し屋という裏の顔を持ち、激しい戦いを繰り広げる姿をユーモアを交えて描いた『Mr.ノーバディ』の続編。ロシアンマフィアとの壮絶な死闘から4年。焼失させた3000万ドルを肩代わりした組織への借金を返済するため、ハッチ・マンセルは休日も返上し、昼夜を問わず任務をこなしていた。その結果、家庭は崩壊寸前になってしまう。妻や子どもたちとの関係を修復するため、一家でバカンスを計画するが、旅先の寂れたリゾート地は巨悪組織の密輸ルートとなっていた。やがてハッチは、地元保安官とのささいな衝突をきっかけに、巨悪組織を相手取ったド派手な全面戦争に巻き込まれていく。

 

本作では、『ベター・コール・ソウル』で広く知られるボブ・オデンカークが、前作に続いて主人公のハッチを演じた。ハッチの妻ベッカ役を『グラディエーター』のコニー・ニールセン、ハッチの父デヴィッド役を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイドが再演。冷徹さとカリスマ性をあわせ持つ巨悪組織の女帝レンディーナを、『氷の微笑』『カジノ』のシャロン・ストーンが演じる。監督は『KILLERS キラーズ』『ヘッド・ショット』のティモ・ジャヤントが務めた。

 

©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

映画『Mr.ノーバディ2』は、10月24日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のOSシネマズミント神戸等で公開。

前作『Mr.ノーバディ』への盛り上がりを以て、一見してごく普通の中年男が、実は一流の殺し屋という裏の顔を持つことを知ってしまった。徐々に秘めたる実力を見せつけ始め、最終的には爽快さなら一級品で、観終得た時には続編を期待していたのだ。そして、本当に続編が作られてしまった。前作からのストーリーを引き継ぎ、3000万ドルを肩代わりし、休日も返上して昼夜を問わず任務をこなしていく姿には、一種の哀愁すら感じさせる。まるで、日本で盛り上がった某アクション映画のドラマ版を見ているような気分にもなってしまう。しかし、本作の場合は、家庭は崩壊寸前になってしまい、バカンスによって修復しようとする姿は緩くて滑稽だ。とはいえ、幸せなバカンスになるはずがない。危険な人物に目をつけられたら、どうしようもないのだ。本作の場合は、シャロン・ストーンが演じるのだから、慄くばかり。だが、前作をパワーアップさせたかのように戦闘アイデアが凄まじく、随所に仕込んだ仕掛けや小物を駆使したバトルは、大人版『ホーム・アローン』のようで容赦がなかった。つまり、本作も爽快な一作に仕上がっている。ここまで来ると、更なる緩さと爽快さを兼ね備えた第三作目を期待せずにはいられない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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