過去のトラウマからイケメンが大嫌いになった“陰キャ”女子と、国民的アイドルグループのリーダーが織りなすラブストーリー『君がトクベツ』がいよいよ劇場公開！
©幸田もも子／集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
トラウマからイケメン嫌いになった陰キャ女子と、国民的アイドルのリーダー胸キュン恋愛模様を描く『君がトクベツ』が６月２０日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『君がトクベツ』…
過去のトラウマからイケメンを嫌悪している黒髪メガネの女子高生である若梅さほ子。ある日、母の営む定食屋に、偶然にも国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND」（ライクレ）のリーダーである桐ヶ谷皇太が来店する。さほ子は自分に向けて過剰なファンサービスをしてくる皇太に、「誰もが自分を好きになると思ったら大間違いだ」と言い放つ。それ以来、皇太と顔を合わせることが多くなり困惑するさほ子だったが、ライクレのメンバーたちや人気若手女優の七瀬えみかとも知り合い、皇太への印象が少しずつ変わりはじめる。そんな矢先、皇太に心無いスキャンダル報道が持ち上がり、ライクレは存続の危機に陥ってしまう。
本作は、『うちの弟どもがすみません』の畑芽育さんとアイドルグループ「なにわ男子」の大橋和也さんが主演を務め、幸田もも子さんによる少女漫画を実写映画化したラブコメディ。ライクレのメンバーである遊馬叶翔役でFANTASTICSの木村慧人さん、来栖晴役でM!LKの山中柔太朗さん、榛名優生役でDXTEENの大久保波留さん、成瀬一生役でMAZZELのNAOYAさん、人気女優の七瀬えみか役で矢吹奈子さん、ライクレのライバルバンドのメンバーであるSHO役でEXILEやFANTASTICSの佐藤大樹さんが共演。監督は、『パパと娘の7日間』など数多くのＴＶドラマを手がけた松田礼人さんが務めた。
©幸田もも子／集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
映画『君がトクベツ』は、６月２０日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や九条のＴ・ジョイ京都、兵庫・神戸のＯＳシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』への出演以降、コミック原作のラブコメディでの主人公で馴染み深くなってきた畑芽育さん。本作では、これまでの陰キャラや１人で必死になって頑張るキャラを組み合わせたような主人公が苦手なものはイケメン…拗らせキャラであることが存分に伝わってくる。そのまま拗らせたままの人生を送っていきそうな時、突如として、目の前に何気なく国民的アイドルグループのイケメンが現れたら、それはビビるだろうな。しかも、積極的にファンサービスをされてしまったら、たじろぐしかない。そこで、さらに拗らすかと思いきや、陰ながら応援するスタンスへと転向するのが翻って清々しい。そんな主人公の変化をテンポよく見せてくれるので、観客としてはおもしろく楽しむことが出来る。その後、心無いスキャンダル報道によるピンチに追い込まれてしまうのだが、両者がお互いの立場を以て真摯に立ち向かっていく。その姿は健気であり、自然と応援したくなってしまう。主人公が応援する姿を見ていたら、ホロっとする方もいるのではなかろうか。気づけば、畑芽育さんならではの演技力に魅了されてしまう。ちなみに、今回は今まで以上に顔芸も披露しているので、そこにも注目。最後まで存分に楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっている。
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- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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