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台湾でフィルム映画のデジタル修復に挑む者達の日常を追う『アーカイブ・タイム』がいよいよシネ・ヌーヴォでも公開!

2023年9月17日

台湾でフィルム映画のデジタル修復に挑む者達の日常を追うドキュメンタリー『』が9月18日(月)より大阪・九条のシネ・ヌーヴォでも公開される。

 

映画『アーカイブ・タイム』…

温度18~22度、湿度55%の環境下でおよそ6、70年間といわれるフィルムの保存期間。台湾のとある工業地区にはおよそ17000もの映像フィルムと100万点にもおよぶ映画にまつわる文物が保管され、フィルム映画のデジタル修復という時間との闘いに挑む者たちがいる。『空山霊雨』デジタル修復作業を含む、彼らの日常を追うドキュメンタリー。

 

映画『』は、関西では、大阪・九条のシネ・ヌーヴォでの特集上映「台湾巨匠傑作選2023」にて9月18日(月) 14:30~、9月22日(金) 14:50~、9月24日(日) 12:25~、9月26日(火) 18:10~、9月28日(木) 14:50~より公開。

適切な環境下においても、60~70年間の寿命だと云われている映画のフィルム。可能な限りいつまでも作品を視聴できるようにするならば、デジタル・アーカイブが必要になってくる。本作では、台湾でのアーカイブ作業を追いかけていく。否が応でも経年劣化や酸化によって衰えてフィルムを丁寧に扱いながら、破損している箇所を修復していく作業はとても神経質なものである。フィルムという特殊な形状に合わせた修復ツールがあることも興味深い。修復後は、デジタル情報として取り込むためのスキャンニングを実施。実際にスキャンニングしないと分からないことも多く、事あるごとに支障があり、丁寧に修復作業をやり直すことにもなる。そして、解像度に合わせた映像のデジタル修復を行っていく。勿論、音声・音響についても修復していく。まさに総合芸術である映画を修復することは、本当に気が遠くなる作業の連続である。1年間に沢山の修復作業が出来るわけでもない。今、どの作品を修復すべきなのか、大いに議論すべき課題でもある。日本でも、アーカイブ作業は行われているが、国が違えば趣旨も異なっており、本作がどれだけ意義深く興味深い作品であると思い知らされた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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