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過去に悪事を犯した無法者チームがアベンジャーズに代わり世界の危機に立ち向かっていく『サンダーボルツ*』がいよいよ劇場公開!

2025年4月30日

©2025 MARVEL

 

謎のCIA長官によって集められた一筋縄ではいかないヴィランたちが、ぶつかり合いながらも任務を遂行していく『サンダーボルツ*』が5月2日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『サンダーボルツ*』は、マーベルコミックのヒーローたちが活躍するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で悪役やならず者として登場した6人のキャラクターがチームを結成し、己の過去と向き合いながら世界の脅威に立ち向かっていく姿を描いたアクションエンタテインメント。ある時、ニューヨークの街に突如として大きな黒い影が出現。瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威に直面するが、そんな人類の危機にも、数々の敵から世界を救ってきたヒーローチームの「アベンジャーズ」は姿を現さない。CIA長官のヴァレンティーナは、誰がこの脅威から世界を救うのかを問いかけるが、そこで立ち上がったのが、かつてヒーローたちと対立したことのあるバッキー・バーンズだった。バッキーは、エレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴースト、そしてタスクマスターという、全員が過去に悪事を犯したことのあるならず者たちに声をかけ、「サンダーボルツ*」というチームを結成する。そんな彼らの前に、バッキーの強力な武器でもある義手すらも簡単に打ち砕く、謎の敵が現れる。

 

本作では、フローレンス・ピュー、デビッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファスら、これまでのMCU作品でそれぞれのキャラクターを演じてきたキャスト陣が結集。監督は、映画『ペーパータウン』やテレビシリーズ「BEEF ビーフ」で知られるジェイク・シュライアーが務め、脚本は『ブラック・ウィドウ』『マイティ・ソー バトルロイヤル』のエリック・ピアソンが担った。

 

©2025 MARVEL

 

映画『サンダーボルツ*』は、5月2日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

ディズニーより、『サンダーボルツ*』の試写会に招待されました。

ヒーローが活躍する映画でヴィランとされた者達が集結して活躍する映画といえば…いくらか思いつく作品があるだろう。だが、2025年現在においてMCUにおけるヴィラン達が活躍する作品が製作されるなら、どの作品とも違ったテイストの作品となっている。しかもヒーロー達が集結する「アベンジャーズ」が全く終結しないのであれば、実に個性的な集団であり、彼等が簡単には結束することは出来ない。だが、多少なりとも一つの目的に対して立ち向かうのであれば、それらの集合力は魅力的である。そして、そのようなヴィランが対峙する敵とは一体どのようなキャラクターであろうか。敵にとっての敵は、さらなる強力な敵?あるいは味方?新たな正義?現代においてどのように解釈するか、によって本作の醍醐味は深みを増していくのである。つまり、ヴィランは、最初から自ら望んでヴィランになったのではなく、過去の出来事によって苦悩した後に結果的にヴィランになっている。そんなヴィランが過去と対峙し乗り越えた上で、本作における「サンダーボルツ*」として成立していく。すなわち、そんな「サンダーボルツ*」が対峙する敵ならば、自ずとどのようなキャラクターであるか気づくことができないだろうか。近年のMCU作品においても、そういった要素はちらほらと垣間見る機会があった。だが、本作ほど顕著に表現したキャラクターもいなかったのではないだろうか…とつらつら書いてしまったが、勿論、MCU作品ならではのアクションシーンも盛り沢山ではあるので、GWに鑑賞する作品としても是非お薦めできる作品であることには違いない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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